Megadethのデイヴ・ムステインが赤裸々に語る、その半生。
母親や姉たちに振るう父親のDV、カルト宗教に嵌る母親。 問題を抱えた家庭で育った彼がギターを手にする。 ラーズ・ウルリッヒに出会い、Metallicaに加入。 シャイな性格のジェームズ・ヘットフィールドはステージではMCが上手く出来ず、代わりに フロントマン的な役割を務めることもあった彼。 クリフ・バートン加入に合わせ、拠点をサンフランシスコに移すことになるが、そこでクビ を宣告されてしまう。 その帰路、バンドを失い、金銭も底をついた彼が手にしたリーフレットに書かれていた言葉 「MEGA DEATH」。
心機一転、自分のバンドを結成することを決意。
しかし、彼の心には常にMetallica(中でもラーズ・ウルリッヒ)への強烈なまでのライヴァ ル意識があった。
Metallicaがブラック・アルバムで全米1位になっているのに、自分たちは『Countdown To Extinction』ではカントリー歌手に負けて2位止まり。 以後のダン・ハフを迎えてのコマーシャル路線への傾倒は狙ってやったこと。
などが語られて行く。 バンドとしてだけでなく、自分のアルコールやドラッグに関する問題、また、腕を痛めて キャリア引退を迫られたこと。家庭の危機といった個人的な内容についても語られる。
歴代のMegadethのメンバーについても多くの紙面が割かれており、加入の経緯だけでなく、 解雇理由についても今だからこそ語られる事実(技術レベルや金銭問題、ドラッグといった 堅い話だけでなく、ムステインが取っておいたドロ・ペッシュからのラブレターに嫉妬した 元メンバーもいたりなど、軽い話題も含まれている)。
環境は厳しく、絶望を何度も味わった男だからこそ語れる、その半生の重み。 私のようなMegadethファンだけに限らず、ロックを愛するファンに読んでもらいたい一冊 です。
「月刊F・S・B創刊号~愛されたい!カメレオン~」というタイトルは後づけであり、 CDケースには「CHAMELEON」としか書かれていない。こちらが元のタイトルだと思われる。
さて内容は洋楽カバーとF・S・Bのこれまでの曲のセルフカバーである。 ボリュームに物足りなさはあるかもしれないが、良質の作品集だと思われる。 冬樹ボーカルの『My Sharona』に注目である。
スラッシュ・メタルっぽさがかなり希薄になったため、不満のあるファンも多いでしょうが、前作「YOUTHANASIA」よりずっと曲の質が良くなっており、後期メガデスの代表作といえる作品になっています。"TRUST""ALMOST HONEST""USE THE MAN"と続く最初の流れが個人的には一番のお気に入りで、"A SECRET PLACE""SHE-WOLF"などもカッコイイ曲です。プロデューサーのダン・ハフがいい仕事してます。
2000年、MEGADETH、初のベスト盤です。
新曲2曲が収録されているが、この2曲はGood!!
メガデスのsolidな感じが、見事に出ています。
ベスト盤には、
リスナーによって、いくらか選曲の?が憑きものですが、
客観的に見ると、妥当な選曲だと思います。
「MEGADETH初心者」「今までMEGADETHのCDを持ってなかった人」に、オススメです。
また、過去タイトル購入へのパンフレットとしても、最適です。
(ベスト盤なので、「☆-1」させていただきました。)
マルチエフェクターを使ったのは初だったのですが、案外操作もしやすく良かったです。
お目当てのデイヴのギターサウンドの方は、自分が思っていたよりもクオリティが高く、驚きました。 特にHead crusherのギターサウンドが最高で、メガデスのファンには良く分かると思いますが切れ味鋭いメガデス独特の歪みがお気に入りです!
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