小説としても面白いが、ストレス解消のためのわかりやすい医学書ともいえるのではないか。
ストレスにさらされ続ける現代人であれば誰もが自律神経失調症、もしくはそれに似た症状を経験しているだろう。そしてそれはほんの少しのきっかけで神経症へと変化する。自分も含めそういう人たちの多い今の世の中。昔に比べれば心の病〜精神疾患がそれほどタブーとされなくなった今だからこその良書といえる。
全く心の病に無縁な人にとっては未知の世界なので理解できないかもしれないが、心の揺れからくる体調の変化を感じたことのある人なら共感できるだろう。読み進めてくすっと笑えることができるなら心が軽くなるはず。
ただ現在進行形の人にとっては笑えないだろうし、少し辛い内容になるかもしれないので読むのは控えたほうがいいかも。
このアルバム、車をテーマにした”ベスト盤”ではあるんだけど、新曲4曲も入ってます。特に、「トランスワールド」はおすすめ。奥田民生によるUKサウンドっていうのもカッコイイですよ。この曲、矢野顕子が、ニューアルバム「Reverb」でカヴァーしてます。 それと、奥田民生による「サーキットの娘」は、なかなかメチャクチャで、 面白いです。
谷村新司の16枚目のオリジナル・アルバムです。 発表は1986年12月で、2005年にデジタルリマスターされたものを、更にSHM-CD化したものです。
1986年、この頃は、まだLPとCDが併売されていて、その特性上(収録容量など)、両者間では曲数と曲順に違いがあります。
再びダンディズム路線に戻ったように思えますが、このアルバムでは「男の哀愁」を唄い上げています。 詞の世界観のみならず、サウンド面でも随分イメージが変わりました。
これまでも、作曲家に依頼した曲を唄ったことはありましたが、せいぜいアルバム1枚あたり1〜2曲でした。 しかし、このアルバムでは全11曲中9曲が依頼楽曲(詞は全曲チンペイさん)です。 イメージが変わって当然ですね。 アレンジを馬飼野康二さんが9曲を担当していることも見逃せないところですね。 『再来』『幸福』 の2曲のみ、詞曲ともチンペイさんで、アレンジが服部克久さんといういつもの形です。
当時、「チンペイさんも作曲に関してはスランプなのか」と思ったりもしましたが、それはリフレッシュでありながら、新たな挑戦でもあったようです。 実は、アリス時代にもそういう時期がありました。 その時とは事情や背景が違いますが、共通の結果としては、そのあとに大きく飛躍している、というところです。 シンガー・ソングライターとしては避難される行動ととられがちですが、しっかりと次を見据えているところが凄いところだと思います。
毎月色々と買って積んで消化していて、最初にこの作品をやりました。 正直、後にやったほうがよかったんじゃ…と若干後悔してます。 これをやった後に他のをやったらその作品がつまらなく感じそうです。。。それほどいい作品です。
ストーリーもそこまで重くないですし、なによりグラフィックが最高です。 他の作品でも背景が動いたりするものも多々ありますが、これは今まで見た中で一番綺麗だと思います。 グライダーが飛ぶシーンなどはアニメーションだし、最高です。
ホント………この後にやるのが楽しめるかな。。。。
「ヤンキー母校に帰る」の主題歌になってます! オススメですよ。。。
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