中途半端な主題歌集よりはこうして未CD化の作品を一気に出してもらえるとありがたいものです。個人的にはDISC2がお気に入りです。
個人的には「♪優しい柱時計」が聴きたくて購入しました。
それとポニーキャニオンの音源も入っていて花島優子さんと堀川早苗さんの歌声も聴けるのが何とも嬉しい。
一方で島崎和歌子さんの挿入歌が入っていない。ポリドールの音源は使えなかったのが残念。
でもこのラインナップ以上のCDは作成不可能というくらいの意気込みで作っている製作者の意図も思いも感じることが出来るくらいのボリューム感は満足感も高いですね。
無謀な働きをする芸能人を殴った警備員が解雇されるところから始まる。
三姉妹の物語の第二段。 明るい姉妹の信頼関係という家族の絆が、事件の裏でも行き続けるところが凄い。
三毛猫ホームズと並ぶ、赤川次郎の人間に注目したシリーズ。
長女が、何度も殺されかけているが、まったく天然で気にしていないのが凄い。 次女が、長女のために、高校を休んで警護しているのも凄い。 三女が、お金にうるさい割りに、大事なときにはお金を使うのは、将来経営者の素質があるように見受けられた。
親子関係、夫婦関係、殺人と、三種の神器がそろった警察・探偵もの。
警察官が、良心的な人すぎるのが、ちょっと現実味がないかもしれない。 警察庁からの表彰は期待できないかもしれない。
警告しても従わずに拳銃に手を伸ばした少年を射殺した刑事。
少年の父親は、刑事の恋人である夕里子の姉妹に刺客を送る。
綾子は天然で、刺客を味方にしてしまう。
珠美は毒殺されかかるが奇跡的に助かる。
最後は直接対決だが、あえなく終わる。
途中までは、はらはらどきどきした。
著者も、三姉妹の誰かが死ぬことも考えたとのこと。
修道院を舞台に事件が展開する。今回は、三姉妹の活躍というよりは、危機的状況が目立つ。
有里子が殺人犯として氏名手配に、恋人で警察官の国友も冤罪で指名手配に、おまけに国友の運転する自動車は、ブレーキが壊れていて、湖に転落するというような展開は想像もできない。
これでもか、これでもかと事件が起きるのが、三姉妹探偵団なのだろう。
最後の方の結末で、わからないことも多いのは、読者の想像にまかせるということなのだろう。
ひとつの作品の形式として確立させようとしているのだろうか。
次々に登場する人物。 予定の場所に、予定の人がいない。
長女の綾子がめずらしく活躍する。 最後の終わり方が少し、突然で、分からないままのことが多かった。
続編がそのうちでることを期待したい。
PS。 全編を通じて読むと、長女の活躍する場合、次女の夕里子の活躍する場合、三女の珠美が活躍する場合といろいろとりあわせていることがわかってくる。
|