個人情報保護について、べつに学者じゃないので体系的な説明よりも個別事例を取り上げた形のものはないかと探していた。構成が具体的な例を解説する形式なので、すぐに役立つ。普通に売られている書物を読んでも教科書的に全部がメリハリなく説明してあって結局あまり頭に残ることがないのだが、これはYESかNOかでハッキリと断言できることが頭に残った。
家でも買わないと接する機会のない、司法書士という職業が少しわかった気がします。
司法書士という職業の内容の説明だけでなく、合コンや子育てなどの私生活のことも書いてあり、 よくある「業界本」とは少し違う印象を受けました。
業界本にありがちな「司法書士ってカッコイイ!スバラシイ!」みたいないいところしか書かれていないわけではなく、 「地味」「住宅ローンがおりない」とかリアルなところも書かれていて、そこも面白く読めました。
瀧本透さんという名前にひかれての購入だが、さすが日本最高の法学者の一人である伊藤眞先生(≠伊藤真先生)の教え子だけのことはある。日本の法律は意思主義であって契約書は要件ではないこと、委任契約というものが実は原則無償であること、請負契約の報酬の考え方、契約の解除の要件、報酬の返還要否など、知らずに委任、請負をしている方が大半なのではないだろうか。社労士が開業する前に、ということになってはいるが、すべての士業の方、いやすべての請負、委任で仕事をされている方が絶対しっておかなければならないことが見事にまとめられている。じつは危ない橋を渡っているということに気づかされる。
素晴らしいと思います。
インプットが終わったものの、ちょっと知識定着に不安がある・・・
という感じの時から使い始めたのですが、知識がガンガン固まっていきます。
あえてケチをつけるなら、しおりみたいなやつは科目分つけておいてほしかったですね。
個人的な意見ですが、学習の進捗度合いを「初級→中級→上級→合格圏」というレベルに分けるとすると 初級の終わり〜中級の方が使われるといいのではないかと感じます。
これだけでインプット講座の代わりは果たしませんし、上級者向け答案練習の代わりにもなりません。 「基本的な知識をしっかり固めていきたい」という時に使用するものだと思います。
司法書士受験用に購入。
当然だが、司法書士受験六法と違い、重要判例がわかりやすく配置されている。
司法書士受験六法では条文と過去問がセットで配置されているが、大きく重いため移動が大変。
価格も大して差がないので、こちら(判例六法プロフェッショナル)を買うほうがよいと思う。
内容はその名のとおり実務者向け。
税額の別表が01の後ろにあるのが残念。
02に付けてほしかった。
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