B型のグレムリンなんちゃんのお宝雑記帖
ここを友達に教える
おすすめベスト10!
ラジオCD「ラジオリトルバスターズ!ナツメブラザーズ!<21>」Vol.10
(21)になってから記念すべき10枚目。
ロリ前の21回目のゲスト。スブタさんが約束どおり121回目のゲストとして来てくださいましたよ(笑)
…酔っ払った(演技?)のバズーカさん。素敵すぎです!!
企画力!~ビジネス・プロデューサーになる50の方法 (講談社現代新書)
前半は,夢を持とうとか「高い志」といった言葉が並び,他のビジネス書によくある内容でおすすめできる本という印象ではありません。新米先生が教壇でしゃべっているような感じです。しかし,p130あたりから,あれ!というような,読者参加型?の内容になってきます。これから就職しようという人には,いきなりp159のユニークな入試問題の話などから読むのも面白いと思います。どうもこの本,最初は,まともなことを書こうと頑張った反面,著者のユニークさが薄れたようです。後半は,のびのびとしています。他書でよく語られることも,自分の体験とからめて咀嚼されています。ビジネス書のひとつとして,よくまとまっていると思います。なお,副題のビジネス・プロデューサーになる,というのは,本書の内容を狭めるような印象でよくないと思います。ビジネスでなくても,クラブ活動などでもとても参考になる本だと思います。
白の処刑 (講談社文庫)
作者の太田蘭三氏はこういっている
「冤罪を生み出す構造は、いまも司法機関の中にある。だから、凶悪犯罪の渦中にまきこまれてしまい、有力容疑者とにらまれた場合、明確なアイバイがないと、きわめておそろしいことになる。偏見捜査から、強制、拷問、脅迫によって、いったん虚偽の自白をさせられてしまうと、無実の罪どころか、無実の者の処刑さえ起こり得るのだ。この小説は、このこわさに挑んだものである」
北秋川渓谷でおこった資産家一家の殺人事件。ひょんなことで日雇い労働者の石破実が逮捕された。当然、石破は無実であるが、度重なる刑事の拷問、脅迫、そして十分に食べ物や水さえ与えてもらえず、夜中にもわざとらしくおこされる日々の毎日による不眠症。精神的にもまいり、神経もずたぼろにされ、また拷問、そしてしまいには暴力。そして精神的に追い込まれた石破は自白を強要され、ついに虚偽の自白をしてしまうのである。裁判にかけられ、納得いかない点が多いものの、自白をしてしまった事実があるため、判決は有罪、死刑。腹違いの妹の恵美は兄の無実を信じ、逃獄に挑戦するが、ついにその日は来てしまい...
これはフィクションであってある意味ノンフィクション的作品でしょう。刑事の身勝手な拷問場面には恐怖とこれ以上ない怒りを覚えた。こんなことが実際におこなわれているとしたらどうだろう。これは奇跡的な最高傑作です。ミステリー好きには絶対×99お勧め!!!日本ミステリー小説の社会派最高傑作です。
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