仮退院するまでのストーリーは非常によく練られています。主人公とモナリザ(伊藤かずえ)の対立、麻里(比企理恵)の死などを乗り越えて、周囲の妨害にもめげず努力し、その姿によって対立していた人間とも和解していき、最後には仮退院するまでストーリーは大映特有の大げささはあるにせよ今見ても非常にすぐれたものがあります。特に園長である名古屋章の誇張気味の演説(NEVER GIVE UP)は感動ものです。 ただ恭子(岡田奈々)が業務上の事故から子供を死なせたことによってヤクザにつけこまれ、覚せい剤にまで手を出してぼろぼろになっていき、それを救うために主人公たちがもう一度不良にカンバックしてしまう、というのはどうも少年院での更正話とストーリー的に矛盾している気がしてなりません。 よって総合的には星四つですが、作品全体のエネルギーは相当なものです。大映ドラマとしては「スクールウォーズ」と双璧の名作です。 ぜひとも見ていただき当時の自分を思い出してほしいですね。 特典映像にいとうまいこ、伊藤かずえ、松村雄基の共同インタビューが入っているのも見ものですよ(20年たつと顔も声も大分変わりますね)。
ナレーション入りで、テレビバージョンも出して欲しい!フルサイズより、その方が絶対いい!理想ならこの内容を付けて2枚組で!
今週、「乳姉妹」のDVDBOXを買いました。
私は今34歳です。小学校高学年位の時に「不良少女と呼ばれて」で伊藤かずえさんを見てからファンでした。
伊藤かずえさんのファンになる前は、松田聖子さんなど可愛い系のアイドルのファンでしたが、大映ドラマにはまってから伊藤かずえさんの演技の上手さに魅了されました。
数ある大映ドラマでも、可愛いアイドルが主役になる事も有りましたが、かずえさんファンの私としては「乳姉妹」や「ポニーテールは振り向かない」など、かずえさん中心のドラマが一番好きでした。
ストーリーの中で、普通だったら苛められているシノブさんに肩入れする所ですが、かずえさんの迫真の演技に、ただただ関心しました。
最近の若い女優さんで、ここまで汚れ役(本来は千鶴子は芯が有り素敵な女性キャラですが)を演じられる方は数少ないと思います。
又、男性キャラから求愛されるストーリーに、ドキドキしながら見ました。
「乳姉妹」は本当、名作ですね。
かずえさんもその後、不良&イジメ役を脱皮するのに悩んだ事も有ったかもしれませんが、当時、大映ドラマの不良役の迫真の演技は、今見ても素晴らしい感動します。
放送当時、集団生活していてテレビがあまり見れませんでした。
今回初めて見ましたが、最近のドラマより全然面白いので、熱中して見てます。若干、物語が強引すぎる所もありますが、それでもハマってます。
伊藤麻衣子さんの演技は、当時から好きでした。(彼女は同じ年、生まれです。)
これから最終回(後編)に向って、ドンドン見ていきたいと思います。
1979年(実質ヒット1980年)から1985年の大ヒット曲、名曲がズラリ37曲。“80年代前半”という潔いテーマに、かなり好感の2枚組。45回転ドーナツ盤アナログ時代の楽曲ばかりだけに、アラフォー世代にとっては、やっぱりこういうコンピCDは有り難い。ミュージックビデオなんて概念もない頃だけに、代わりに浮かぶ映像が、TBS系の『ザ・ベストテン』だったりもする(「ルビーの指環」は12週連続1位!)。ラストを飾るのは中村雅俊の「恋人も濡れる街角」。この名曲の作詞・作曲はサザンの桑田佳祐。あ〜、素晴らしい時代。
|