プロ野球のスカウトについて、いろいろな裏話を交えて書かれている本。著者は、プロ野球選手を経て、ヤクルトのスカウトを長年努めた経験を持つ。いろいろな具体例が伴っており、ところどころ生々しい。
スカウトが普段どのような活動をしているのかについては、当然書かれてある。ただし、裏金の存在や裏契約など、なかなか表には出てきにくい話が一番面白い。いろいろな人のつながりや人脈の重要さについても強調されている。ただし、時にはそれに翻弄されることもあるようだ。
ドラフトで指名された選手の多くがなぜ活躍しないのか、という疑問にもある程度答えようとしている。また、誰を獲得するかについては、当然チーム事情も絡んでくるそうだ。例えば、狙う選手と監督やコーチとの相性は重要な要素だとのこと。これは野球以外の世界でも共通するものがあるように思う。当然、著者が関係した過去の選手達の話も頻繁に出てくる。
この著者は野村元監督とは仲が悪いそうで、野村批判にかなりのページを割いている。もっとも、古田敦也捕手がメガネをかけているからダメだというのは当時の他の球団でも言われていたことだし、早くから才能を見込んで育て上げたことについてはかなり割り引いても認めないといけない。野村再生工場への批判にしても、どうせ1年か2年の活躍だとか若手のチャンスを奪うというような指摘については少々首をひねらざるをえず、坊主憎けりゃ袈裟までという印象は否めない。
他球団のスカウトの活動については、特に読売巨人軍についての記述が目立つ。知名度と資金力を生かした動では有利な反面、スカウトが発掘した地味な素材は取り上げてもらいにくい球団だったそうだ。しかし、育成枠が導入されてからはその枠を使ってスカウトが見込んだ才能がうまく花開いている例が見られるとも指摘している。
著者によると、この春に北海道日本ハムに入団した斉藤祐樹投手は大きな活躍をみせる可能性は低くそうだが、果たしてどうなるだろうか。
赤ちゃんの身体の使い方、身体能力分析研究にとても役立っております。
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