これを参考にし、黒部、立山、白川郷に行ってきました。楽しかったです。
全体的にきれいな映像が多く、構成も悪くありません。
ただ、私は「曲」はあまり良いとは思いませんでした。
サントラを付けるほどのものでも無いと… その分安くした方が
良かったと思います。
曲名と映像のシーン名が同じなのですが、シーンごとに毎回
メインタイトルに加え、メインタイトルと同じ曲名までテロップ
が出て、曲目が異なるならともかく、だぶった情報で画面が
うるさい感じがしました。
オーロラ以外の映像も多々あります。主に北海道のものですが
ダイアモンドダストや樹氷など、こちらも綺麗ですよ!
コレクションにしても損は無い、良い映像だと思います★
最近の歌も聴いていますが、昔から両親が演歌が大好きで、自然と私も演歌を聴くようになりました。水森かおりさんの声が気にいってます。
これまで世界遺産に関する新書を2冊出した著者による、世界遺産の本質を探った本。私も経験があるが、外国に行くとがっかりな世界遺産は結構ある。しょぼそうな世界遺産はなぜ世界遺産に登録されているのか??という疑問に本書は回答を示そうとしている。
登録の基準は「普遍的な価値」の有無にあるが、数値的なものではないだけに、登録はあいまいなものになっている。また、文化遺産の場合、普遍的な価値が今後残りうると見れば、シドニーのオペラハウスやブルーノ・タウトのアパートなど、出来て100年経っていないものでも、ためらわず登録する。本書では登録までの過程を、最近登録活動が行われた平泉や石見銀山を基にして詳細に説明する。事前に数年かけ、かなりの調査が行われていることを感じさせるが、それだけ長い道のりだということも言える。また、1ヶ国当たり年2件しか登録を認められない現在、国内だけで30以上登録活動をしている遺産がある。登録の見込みは薄いし、登録して観光客が急増すると、遺産が荒れるなどマイナスの影響も少なくない。にもかかわらず、専門のスタッフをつけるなど、少なくない税金も使われている問題点も著者は指摘している。
世界遺産=世界的観光地と表面的な理解がブームの要因でもあり、世界遺産を楽しむためにはより深い文化、地理や歴史などの背景を知ることが重要だと著者は語る。教科書的な感じがあったり、世界遺産の範疇で救い出すのは困難ではないかと思う、地名、言語の問題が出るのはどうかと思ったが、著者の考えはおおむね納得できた。
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