私はこのゲームを、当時中学生の時分にプレイして、最近になってまたやりたくなりAmazonで再度購入しました。
結論として、漫画やアニメが原作のゲーム、いわゆるメディアミックス作品の中では、おそらく1、2を争う程の傑作だと断言出来ます。
他の方々の言われているとおり、プレイヤーが犯人という斬新さ、バッドエンドの豊富さ、そして意表を突かれる展開など…すべてのアドベンチャーゲームの中でも飛び抜けた面白さです。
そしてタイトルにあるサターンの魅せてくれた夢とは、現行のゲーム機では確実に対象年齢が17歳以上、もしくは発売不可能の内容なのに、当時は普通に全年齢対象として発売していた事。
正直、ヒロインの七瀬美雪らのシャワーシーンの露出や、主人公が惨殺されるシーン等は、最近のゲームでは絶対にあそこまで表現してくれません。その結果、トリック等も変更されて、結果的には凡作に…。
サターンが魅せてくれた夢。それは規制が曖昧な時代だからこそ出来た、まさにゲーム史に残る偉業なのです。
ドキドキしながら読んだ下巻・・・。 やっぱり最後までドキドキでした! いろいろと大変だったHが、幸せになれるかどうかが心配でしょうがなかったけれど、結局納得のいく結末。 これは、夏休みの読書感想文用の本としてもいいかも知れません。結構先生受けしそうです。 ちなみにほぼ全部の漢字に読みがながついていて、すごく助かりましたよ。
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