ことごとく渡久地にしてやられている彩川はこれまでのように普通に渡久地に投げさせず
彼に1塁手をやらせ、ランナーが3塁に行ったときのみ彼をマウンドに上げるという戦法に
切り替える。
ランナーが3塁にいるという時点でかなり不利ですが、さらにバガブーズの監督である城丘は
今シーズンから切り札というべき外国人選手を用意。
実際のプロ野球ではなかなか見られないその選手の能力にどう渡久地が対処していくのかが
この巻の内容です。
マリナーズとの頂上決戦!
ゲーム差1.5で迎えたリカオンズ。
優勝するにはマリナーズに5戦全勝するか4勝1敗で乗り切るしかない。
沖縄から駆けつけたビッグママ(1・2巻以来の登場)はそんな状況でも余裕そのもの。
渡久地には精神力、心理操作術、ボールテクニック以外にもう一つ
『もっとも恐ろしい必殺技』があるという。
短期決戦では分のあるリカオンズに対し、マリナーズを優勝させ1リーグ化を推し進めようとしている
田辺常行は2リーグ制50周年イベントと称しある策謀をめぐらせる。それはリカオンズ潰しの
巧妙な罠だった。
ペナントレース決着。正直アニメ化するなら最後までやってほしかったです。
短編集なのでLIAR GAMEのような駆け引きなどがお好きな方は あまり楽しめないかもしれません。
前巻から始まったいす取りゲームが本格的に展開されます。
いす取りゲームは以前のほかのゲームより少しはわかりやすい・・・かも。
でもまだまだ本番はこれから!!という感じなので、
また難しくて面白い戦略が繰り広げられるのかもしれません。
本巻はまだ前哨戦・・・vs作務衣、ヨコヤとのこの先の展開が楽しみ!!
殺人ものでいえばコナンや金田一の漫画がある訳だが、それらは舞台がかわるだけで殺人犯を捜すという目的がかわりなく、コナンに至ってはストーリーののばしすぎで読者を飽きさせてきている気までしてくる。 私は相手の思考を読みそこから色々話を逆転させたりする物語がすきで今までクロサギを主に読んでいたわけですが、ライアーゲームの良さは、ジャンルがゲームという広いものなので、最終展開はなんとなく分かっていても、そこにたどりつくまでの内容が毎回新鮮味に溢れている事だと思う。 そういった意味でも頭のきれる相手との一騎打ちだけでなく、三人目の切れ者の登場とかは非常に良いと感じました。
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