フジテレビ月曜9時以外のドラマ枠から選曲したテーマ曲集です。 選曲対象数が大きくなった分、1曲々が選りすぐられております。 また、放送時間が22時からの枠があるせいか、ドラマ自体の内容も、 テーマ曲も全体的に大人向けです。 Iの時のように飛ばしてしまいたい曲はあまり無かったです。
夏をテーマにしたコンピレーション・アルバム。
こういった企画ものは割と頻繁にあるように思うし、実際そのようなので、どうしても評価は辛くなるが、意外と良かったと思う。大ヒット曲が最初の方で何曲かあり、その後はやや落ちるかな、というのがありがちなパターンだとしたら、その点このアルバムは、全体を通しての質はすごく安定しているように思う。
ただその一方で、ヒット曲ばかりなので、その大半(というかほとんど)は既に別のコンピレーション・アルバムに収録されていたり、オリジナルのアルバムの入手が用意であったり、あえてこのCDを、という必然性は少ないとも思う。どうせなら、なかなか聴けないような曲も何曲か入れるなど、もう一工夫あっても良いと感じた。
フランク・キャプラ監督によるハートフル・コメディーです。アメリカではクリスマス映画の定番中の定番として毎年クリスマスになるとテレビで放映されているそうです。
フランク・キャプラ監督というと、厳しい現実から目を背け、非現実的でご都合主義な、正直者は必ず報われるような甘い世界観を描いた人、などと批判されることがあります(キャラメル・コーンにかけてキャプラ・コーンなどと呼ばれたり…)。
本作も、設定だけを見れば、誠実で真面目な銀行家を描いたストーリーになっていますが、本作を制作する前に、キャプラは国家からの、第二次世界大戦の記録映画を製作せよ、という命令により、戦場で数々の余りにも血なまぐさい現実を見てきていました。それでも、キャプラ監督が再び人間の素晴らしさを描いたこの戦後復帰第一作からは、『スミス氏都へ行く』や『オペラハット』に通じるストーリーでありながら人の善性に対するより強い信念のようなものを感じさせられました。
また、主演のジェームス・スチュワートも、従軍したハリウッドの俳優としては最高ランクの、海軍提督まで上り詰めた英雄でありながら、世間の人々に悲しい戦争を思い出させたくないという理由から、この輝かしい経歴を映画の宣伝に利用しないことを条件にこの映画に出演しました。映画内の役柄でも、彼自身は難聴の為に徴兵を免れた、という設定になっています。
公開当時は興行的にも評論家からの評価的にも失敗し、製作した映画会社が倒産してしまったという作品ながら、現代の米国での映画ランキングで度々一位に輝いているのは、このような背景もあるのだと思います。
特典映像は無し、日本語字幕付きの本編のみです。
映画を観て涙を流すことはあっても、嗚咽したのはこの作品が初めてでした。余りにも出来すぎな夢物語と結論付ける冷笑主義者、反発者は放っておきましょう。古き良き時代のMr.アメリカ:名優ジミー・スチュアートの涙と笑顔の記憶と共に、私にとっては嘗ても今もダントツの我が生涯ベスト1。実際、そんな映画ファンは少なくないのではありませんか。監督のフランク・キャプラは貧しいイタリア移民でした。それ故に、どれほど「楽天的な作風すぎる」と揶揄されながらも、真の意味での理想主義者として首尾一貫アメリカン・ドリームを追い続けたのでしょう。曲学阿世を厭わない輩に背を向け、そんな姿勢を貫いたキャプラだからこそ、このような傑作が生み出されたのだと思います。それにしても、ここでのジミー・スチュアートは最高です。ジミー演ずる主人公、住宅金融業を営むジョージ・ベイリーは決して聖人君子ではありません。絶望的な落胆の最中ではあるにせよ、愛しい我が子が来るべきクリスマス・イブに備えて練習している拙いピアノを、「耳障りだ!」と切って捨てちゃうようなお父さんです。それでも義理人情も人望も誰より厚いからこそ、愛息達は「早くいつものパパになりますように」と健気に祈り、奇跡一閃ラストの大団円がやって来る!果たして観客のカタルシスもここに極まれり。愛妻役のドナ・リードとの仲睦まじさを心底讃えながら、私達はふと気がついて苦笑するでしょう。「素晴らしき哉、人生!」と。そして、「素晴らしき哉、映画よ!」と。
ドラマ「夏子の酒」のDVDが発売され、その主題歌が聴きたくて購入しました。最初は「風と雲と私」ばかり聴いていたのですが、他にもドラマの主題歌を聴いてなつかしいなあと思いました。BEST集なので聴きなれた曲ばかりでお得なアルバムだと思います。今ではシングルCDだけでは廃盤になっているのも多くあると思うので、お買い得品だと思います。音源もクリアーで昔のアルバムの音と変わりありませんでした。おすすめのアルバムです。
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