剛のドラマの中で一番、背伸びをしていない等身大のドラマだと思います。テレビで観たことない剛ファンも絶対気に入ると思いますので是非見て下さい。
野生動物被害の話をWikiサーフィンしてるときこの作品を知り読んでみました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
この作品は1915年末に北海道の山村にて死者7名を出した、日本史上最悪の獣害事件を題材としたノンフィクション小説です。
文学としてみれば、
淡々とした文章でつづられる情景や、
熊の恐怖におびえる腕自慢や警察官をよそに人間嫌いの一匹狼猟師が一人で熊をしとめるヒロイズム的な筋書きは、
陰惨な事件を題材にしているにもかかわらず本作品を読ませる小説に纏め上げており、
不謹慎な言い方かもしれませんが娯楽作品としてもとても楽しく読ませていただきました。
もっとも私がこの小説から強く感じたのは以下のような思いでした。
100年前の、極貧の人の山村での事件、というと現実感が沸かないと思われるかもしれません。
でもイメージしてみてください。
当時日本は大正ロマン真っ盛り。
昨年初めて発売された森永のミルクキャラメルは子供たちをとりこにし、
宝塚歌劇団の初公演には大勢の人だかりができました。三年前に設立された日活、吉本興行も負けてはいません。
甲子園の前身となる野球大会もスタートしたばかりです。
この年完成した東京駅は荘厳なレンガ三階建ての建物で皇居からも見渡せる新たな帝都のシンボルとなり、
数年後の関東大震災のとき崩れ落ちることになる凌雲閣はまだ浅草に12階建ての威容を誇っていました。
野の獣に人間七人が惨殺されるという恐るべき事件はこのような現代と通じる繁栄を謳歌している国の同じ国民を襲った悲劇であり、
またこれを解決したのも同じ国の一市民だったのです。
いくら技術を、組織を、権威を、歴史を、積み重ねようが、
我々一人一人は霊長類の一種族、貧弱な homo sapiens の一匹だということを認識していたのがほかでもない主役の猟師親父であり、
だから他の人々と違い恐怖を飲み込みながら殺人熊と一人対峙することができたのではないでしょうか。
この認識の重要性は、いかにこの先文明が発達しようとも未来永劫変わることはないでしょう。忘れずにいようと思いました。
湿っぽい木造アパート
やつれた母親
キャラメル
子供の頃に観て、トラウマになってます。もう二度と観たくありません。 買ってまで観る人の気が知れません。
ずっと気になっていた村治佳織さん。 もう一つ気になるCDがあるのですが、 今回はこちらを聞いてみることにしました。
他の方のレビューにもあるように 「亜麻色の髪の乙女」と「亡き王女のパヴァーヌ」は ギターでもこんな表現ができるんだ〜、 と感心してしまいました。癒されます。
ギターの曲についての知識は全くないのですが、 情熱的な曲などもあって面白かったです。 村治佳織さん、素敵ですね♪
今回は忍者龍剣伝と大魔界村のディレクターズカット版が収録されるみたいですね。この2作品を収録するとは豪華ではないでしょうか。個人的にはもしもし大作戦のスーパーモンキーが入っているのがたまりません(笑)あの説明不足で理解不能なゲームに困惑する課長はおかしいですよ(笑)
|