おそらく、知らない人にとっては、他愛のない1冊の本かもしれません。
でも、ファンを含め、知っている人にとっては、そんなことは関係ないでしょう。
本書では「豪華メンツ」が鴨志田さんを思い思いに語られています。
思い出か、思い入れか。それぞれの心の中の鴨志田さんがそこにいます。
多くの写真も掲載されています。何だか、みんな、笑った顔ばかりです。
胃痛とストレスに悩む日本人が忘れかけていた、屈託のない笑顔が並んでいます。
そして「鴨ちゃん」を描ける唯一の人、西原理恵子さんのマンガもあります。
西原さんが描く鴨志田穣さんは、時折「人間」としてはどうかと思われるような
振る舞いを見せてくれますが、父として、また、人として真っ当な人であることを
彼女自身の筆が語ってくれています。愛だよ、愛。
CDブックなので、当然ながらCDがついています。
このCDは、必ず笑いながら聴き、決して歌詞を人前で読んじゃイケマセン。
何だか分らないけど、とても恥ずかしい事になってしまいます。
でも、大切な人の前だったら、良いかも知れません。
ファンのための、そんな1冊
副題は「鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション」
サイバラは本当に大好きな作家です。 作家サイバラの意図するとおりに、笑わされ、泣かされ、もう完全にサイバラお釈迦様の掌の中状態(笑)。 それがこっちには気持ちよいので、もう何も言うことはないのですが、この本を読んでサイバラを「師匠!」と呼びたくなりました(笑)。
サイバラは相談に対してしばしばまっすぐ答えない。 「同僚が小銭を借りて返してくれない」という相談に対して「そんなつまらないことにイライラしちゃうあなたは、仕事が辛いんじゃない?」と涼やかに鋭く切り返す。
世の中には「与えられた問題に対して解答する」ことが得意な人はいっぱいいて、そういう人がこういう相談を受けると「催促のしかたを工夫する」とかのアドバイスになりがちです。せいぜいが「もう貸すな」という程度で終るわけで、なんにも面白くないし、たぶん何も解決しない。
短い相談文の中から「問題の本質」を発見し、「問題を設定し直し」て、それが正鵠を射ているのには本当に感心しました。
「悩んでいる人」というのは、「悩み方」からしてそもそも間違っていることが多い。
サイバラはその「悩み方」をいっぺん解体して再構築しています。 その結果、説得力があり、かつ実行可能な解決策が提示されているのです。う〜む、ちょっとした名人芸です。
祖母の代からの稀代の音痴と自称するサイバラセンセイ、今度はバンドに挑戦です! カラーページでえんえん連ねられる七転八倒の現実の、メガトン級の起爆力。 社会がこのような大人たちの手によってまわされているかと思うと軽いノイローゼなど あっさりふきとんでしまいそう。 もはやそのギャグすらも古典の粋に達したというか、枯淡の境地、名人芸、 何をやってもああサイバラ!と嘆息しつつ爆笑できる、お待ちかねのシリーズ最新刊。 いやもう・・・引き続き突っ走っていただければファンとしては幸いです。
西原理恵子の原作を知っていたからこそ 期待をして見たのだが、 正直なところ、 原作の雰囲気を伝えているとは言えない作品であると思う。 原作とは離れて別の世界をつくりだしているなら それはそれで評価すべきなのだが、 中途半端に原作を意識したセリフやシーンが多く、 この映画を単品で見た場合になにがなんだかわかんないんじゃないのかなぁと言う気がする。 観月ありさの演技はすばらしかったのだが、 作品全体の世界観が中途半端で 何を見せたいのか何を伝えたいのかが 伝わってこないのが残念なところだった。 ちゃっかり原作者の西原理恵子がピンサロ嬢として 登場しているシーンは見逃さないように。
人とかぶらないものをずっと探してて、見つけました!! デザインや大きさが理想的!! ただ、実物は写真より少し安そうに見えます… なので、箱をあけた瞬間、一瞬、あれ?と感じました。 しかし、手首につけたらメロメロです!笑
今では大のお気に入りになりました!
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