ストローブ=ユイレ コレクション 歌劇 モーゼとアロン [DVD]
対訳入り解説が付いているのに惹かれて買いました。他の音源を聴くときにも使えるから、と。
観て分かったのですが、シェーンベルク自身による台本は、サービスでついているわけではなく、このDVDの鑑賞に極めて有益です。字幕で分かるのは歌詞だけですから、ト書きを淡々と忠実に映像化していることは台本を参照して初めて分かります。淡々と映像化する、と言っても一筋縄ではいかないわけで、台本を参照することで、監督の意図を考える楽しみが持てます。
口パクのオペラ映画でこれだけ緊張感を出すのは凄いな、と思いながら観終わってから解説を読むと、野外劇場での撮影と同時録音で歌を収録しているとのこと。1974年制作としては驚くべきことではないでしょうか。
かといって、ライブの一回性に頼りきるのでなく、画面の静止を多用してオーケストラに語らせる作りこみも緊張感があります。凄い音楽映画です。
シェーンベルク作品集
1964年1月2日から1965年11月18日までのべ10日間で録音。
新ウィーン学派の中心的存在アーノルド・シェーンベルグのピアノ作品集。12音階を用いた彼の作品についてはおそらく説明の必要はないだろう。
グールドがバッハを読み解くアプローチと同じアプローチでこのピアノ曲集に挑んだことは当然の事のように感じられる。そしてグールドはそのからくりを解く一歩手前まではこの中で行っていると思う。しかし、この10年後ポリーニはその謎を全て解く演奏をして見せる。
シェーベルク没後100年の1974年5月ミュンヘンでポリーニにはこれらの曲集を録音する。10指の完璧なコントロールで解かれた12音階の構築物はそこでついに全てのカタチをみせてくれる。是非ともそちらも聴いて欲しい(●^o^●)。
デキシーランド・ジャズ ベスト
デキシーキングス ・・・ 良いですね!
先代の園田健一 ・・・ 特に良かったですね。
このCD収録はGoodです。