電車でGO! プロフェッショナル2
画像はきれいだけど201系の前面が垂直になりすぎていたりカーブが急過ぎて現実離れしすぎてるのが気になります、また実際よりも一駅の区間が短縮されてるので失敗作だと思います!
グーニーズ 特別版 [DVD]
いつも手元に置いておきたい作品です!
しかも、この価格だし!買って損はありません(笑)この作品の見所といったら、そりゃあデータの発明品の披露シーンでしょ(笑)
何であんなにかわいいんでしょう。
やっぱり同じアジアの血が流れてるから、そう思えるのかしら。
それから、やっぱりシンディー・ローパーのプロモは嬉しすぎる特典です。
アレを聴くと何だか心がウキウキしちゃいます。
もうグーニーズ大好き!!ってなわけで★5つです!
魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)
久生十蘭の作品をすべて読んだわけではないのでこう言うのは憚られるが、一読してこの『魔都』はもしかしたら十蘭の最高傑作かもしれないと思うほどの強烈な印象を持った。短篇小説にも佳品が多い十蘭だが、この長編にはそれらにない重厚さが備わっている。また、このような傑作が十蘭の作家人生初期に書かれたということは意義深い。もとは雑誌「新青年」に1年間ほど連載された小説だが、この長期に及ぶ執筆のなかで、十蘭は作家としての自信を得たのだろうから。
ひとまず『魔都』は探偵小説であるということができる。その観点からすれば、たしかに最後の謎解きのあいまいさは見過ごすことのできない瑕疵である。しかし、その探偵小説という枠組みはこの作品の一番外側の表皮にすぎず、むしろ実質は妖しい雰囲気を身に纏った昭和初期の東京を鮮烈に描いた「都市小説」なのだと言い直すことができよう。読者はこの物語を読み進めるあいだ、昭和10年代に同期する。そこには、久世光彦が解説で回顧しているように、関東大震災から太平洋戦争までのわずか20年ぐらいにしか存在しなかった東京の幻影が浮き彫りになる。探偵小説としての不十分さなどもはや気にならず、結末よりもそこにいたる物語の豊かな重層性に魅了されてしまう。その意味では、例えば、メルヴィルの『白鯨』の豊穣さとも相通ずるし、また1日の出来事を描いているという点では、ジョイスの『ユリシーズ』を彷彿させる。英米の頂点に君臨するそれらの作品と対置するのは大げさであろうか。