カントリーには完全に収まりきれない声のすごい女性シンガー。タバコに関連する曲を集めた模様。カヴァーされてんのはスタンダードなものが多いが、Steve miller bandなんてのが混ざっている部分がみそ。雰囲気はまるでトーチソング。全体のムードはまるでリンダロンシュタットやカーリーサイモンだ。彼女の官能的で人を幻惑させるヴォーカルに酔うのもいいだろう。またこのアルバムはさりげにゲストが豪華。たとえば、ギターのデヴィッド・トーン、こいつが妙なギターループを展開。ウェンディー&リサやデヴィッド・ピルチも参加。ちょいと変わったカヴァーアルバムを聞きたければチャレンジしてもいいのでは。例の両性具有的なムード満開状態。クリエイティヴな面はちょいと後退かも。(6)
最近はトニ-ベネットとのツア-やレコ-ディングが話題になった カナダ出身の K.d.ラングの新作は、個性的で才能溢れるカナダのシンガ- ソングライタ-達の作品を集めた、彼女のカナダへのオマ-ジュムだ。タイトルは、「北緯49度の賛歌」 北緯49度とはカナダとアメリカの国境線のことで、カナダに生まれアメリカで活躍する K.d.ラングの想いが込められています。 取り上げられた。ニ-ル ヤングや、レナ-ド コ-エンはアクの強さが魅力のア-ティストだが、ここで彼等の名曲は K.dの透明感溢れる歌声によって浄化されています。そしてシンプルな深さにはK.d はとても似合っています。
これはパーシー・アドロンという監督の特性なのかもしれないが、ごく普通のひとの、ありふれた人生について、ごく自然に切り取って見せることを身上としているようにみえる。
声高に語ろうともしていないし、なにかドラマチックな効果を見せつけようとも思っていない。無理にまとめてメッセージを伝えようともしない。混乱した人生と、生きることの悲しさや痛みを、混乱した状態のまま見せようとしているようにみえる。 だから映画は淡々としているし、ある意味禁欲的だ。主人公をつとめる二人の人物も、もうすこしひと目を惹くような綺麗なひとを使えばいいのにと思うのだが、やはり役柄に適切な人物であることだけを優先しているようだ。
見終わったあと、ひとはすこし混乱するかもしれない。けっきょく何が言いたかったの? 何を見せたかったの? わかりやすいメッセージはそこにはない。 それに、淡々としすぎていて、まったく印象が薄いことにも面食らうかもしれない。
しかし、おそらくこの監督は、映像の力を信じているのだろう。映そうと思ったものに、適切にカメラを向けること。そんなドキュメンタリーのやり方を、信じている。そこにある美、そこにある真実。そういうものを観てみたいと思うひとにとっては、値打ちのある作品だと思う。
彼女の深い歌声と、歌心は、一度聴いたら、胸の奥にとどまって、 ふとした時に、うかんできます。
このアルバムの音楽はジャンル分けが無意味な傑作で、 あえて言うとしたら“女性ボーカルアルバム”ということで十分です。
彼女は彼女の音楽の中にいて、このアルバムは サラ・マクラクランの『Surfacing』や、ドナ・ルイスの『Blue Planet』、 Jewelの『Goodbye Alice in Wonderland』などのように、独自音楽として結晶しています。
WTM等の1/144やドラゴンアーマーの1/72などミニスケールのミリタリーものが、 豊富に手軽に手に入るようになりました。 でも、まだこれらの完成品に物足りない方に、このキットは組み立てやすくオススメです。 パーツのモールドもシャープで精確に再現されており、完成した時のスタイリングにも、 十分満足の行くものだと思います。 ただ一つ難点はキャタピラの造形で、これだけは古いミニスケールの域を脱していません。 しかし、別売りのパーツやレベル・ドラゴンのモノをパーツ取りして使う等、解決策も今では沢山あります。
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