南米のある国の刑務所が舞台で、未成年をかどわかした罪で牢にいるゲイの男と新たに入ってきた政治犯の関係を描いたもの。悲しいストーリーだが、とてもうつくしく、幻想的に撮れている。ウィリアム・ハートの代表作。何年か前に亡くなったラウル・ジュリアも良い演技をしている。
この巻は、葵さんが出てくるのが見所の一つ。レオンとの会話や葵さんのバレエのシーン、真澄との昔話など、SWANファンにはたまらないシーンが出てきます。
ただこの作品、なぜか主人公に感情移入できないのが不思議です。真澄が主役だった時のような、大変な苦労をして成長していく話ではないせいでしょうか。それとも、主人公のキャラクターのせいでしょうか。まいあよりも他の登場人物たちの方が目に入ってきて、魅力的に感じてしまう部分があります。
某店でマイア・ヒラサワの久しぶりのフル・アルバム、しかもくるりの岸田繁との曲もありということで、 視聴し購入しました。特に岸田繁との日本語曲"the ones"の雰囲気がほのぼのしていて特に気に入りました。 全体的にはジャケットが表すように、水の中に漂う危うい雰囲気の中にキラキラと輝くPOPさ が同居したような印象ですが、非常に聴きやすいです。 また、このアーティストの魅力としては、スウェーデン人と日本人のハーフということもあり、どこか日本人の 琴線を刺激するメロディーラインを天性で備えている気がします。岸田繁とのデュエットは日本人アーティスト なら書かない(書けない)だろう曲でありながら、すごく日本人的な曲だと思います。
最後に、意外なおまけとして、歌詞カードに簡単なコード譜がついてました! 趣味で楽器をやる自分としては素晴らしいサプライズでした。
日本人向けのキラキラR&Bを並べただけの作品かな?って先入観があったのですが、かなり良かったデス! 日本人プロデューサーも手抜きは出来ない!っと全力で携わってるのが伺えます☆
けどマイアほどの才能の持ち主が日本向け歌手のままでいるのは残念です…。
再度全米で大活躍するのを願っています!
まいあがどんな踊りを踊っているのか、イメージが湧かないんです。
Swanで言えば、真澄とラリサの「白鳥の湖」、 あの解釈合戦なんか1番わかりやすくて面白かった。 また、解釈に限らなくても、東京バレエコンクールでの真澄対ラリサ(あ、まただ)の「黒鳥」、 二人がどんな理念で踊りを踊ったのか、素人小学生にも良くわかった。(わかった気になれた)
でも、この物語は。 まいあが何だって物語当初に抜擢受けたのか、 フィオナの踊りと何が違うのか、今一つ解りません。
その辺の解明がこれからかな、って所で一部完…。残念。
あと、真澄とレオンを神格化しすぎでは…。なんか読んでて照れ臭い。
いや、続巻出たら買いますけどね。
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