今(『ゲゲゲ』)だって面白い。けど、本編(『墓場』)方が見応えはあるね。 本編は小さな子供が見ても分かりづらい話があったりするけど、社会の影を知る人には楽しめるね。 かく言う自分もこのダークな感じにハマってね、一時は本編のファンになったものだよ。今は放送が終わってしまったけれど…。
3話から5話が収められていますが、4話目の「寝子」とそれに続く「にせ鬼太郎」が秀逸です。「寝子」は、後の猫娘の原形だと思いますが、鬼太郎の初恋の相手である女の子でもあります。ただし、ねずみを見ると猫娘になってしまうという体質の持ち主。リアルで怖いです。ちなみに声はショコタン。「にせ鬼太郎」は、「寝子」に続く話ですが、こちらは一家で笑いました。とぼけた鬼太郎が最高です。
中川いさみ氏によるコミックエッセイ。
幼少の頃から犬と縁がある筆者が、嫁と娘が勝手に飼ってきたトイプードル”メリッサ”から始まる犬ライフを描いた本。
中川いさみ氏の”クマのプー太郎”や”ポグリ”など独特の世界観のファンなのですが、本書は少しばかりガッカリしました。 確かに内容はユニークで画は中川氏なのですが、内容は”普通”のペットコミックエッセイ。 実物大の筆者の姿を描いている…ととらえれば好意的に感じられますが、正直単調で面白みがありません。
細川貂々さんの”つれウツ”や伊藤三巳華さんの”視えるんです”などの衝撃的なコミックエッセイに比べてしまうと、あまりに”普通”で読み足りない気がします。 普通のコミックエッセイだと思えば十分に面白いです。
中川氏のファンには筆者の側面が見られて面白いかもしれません。
「ギター初心者のまま棺おけに入りたくない」 激しく同意して、精進しているワタクシなのでした。
非常に真面目です。絶対本人頑張って書いてるだろうと思います。みんなそうかもしれないけどね。 けど、要所要所の登場人物にしても、台詞にしても、みんなどこかで見てる、知ってる・・・と思います。 特に現在約25歳以上かな。 テレビで再放送されたりしてたくらいのを最後に見ていた人達なら・・・わかってくれるはずです(何がw こんなのあったなぁ~っていう懐かしさが込み上げてきます。
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