ジョン・ドリトル少年は、動物と話ができる不思議な能力を持っていた。しかし彼を心配した父親アーチャーに、動物から遠ざけられてしまう。大人になって医者になったドリトルは、妻と2人の娘と幸せな家庭を築いていた。すっかり少年時代の動物との思い出を忘れていたドリトルだが、ある夜車で接触した野良犬が怒鳴るのを聞いてしまう。その事件がきっかけで、ドリトルには次々と動物の話し声が耳に入ってくるようになった。・・・ 野良犬のラッキーやモルモットのロドニー、患者として訪れるアル中のサルや自殺願望のトラなど、個性豊かな動物がたくさん登場します。動物達が抱える悩みはどこか人間と通じるものがあります。エディとのテンポ良い会話が面白くて、笑わせてもらいました。ただ、家族との和解や動物たちの看護など、ドリトル先生の抱える問題は山積み。話が進むにつれていろんな問題が絡まってドタバタしているので、病院の買収については「そんな話もあったっけ?」と思う程度でした。
動物物の漫画で面白い物は少ないので、あまり期待してなかったのですが、 すごく面白かったので続けて3冊買ってしまいました。
ドリトル先生、ペット好きの患者に対して中立な感じがいいです。 (設定のように金に汚い、無愛想・・という感じはしないです。ブラックジャックと 同じコンセプトで実は良い人って感じです)
お話も面白いですが、ドリトル先生の馬、犬、猫の生態や本能の説明が面白くて 「なるほど〜」って魅せられてます。
自分の猫を見て、「この子のことどれだけ解ってるのかなぁ〜」って気持になって もっと色々と猫のことも知ってみたくなりました。
優秀な医師である主人公が動物の言葉を理解できることになってしまったばっかりに様々な騒動に巻き込まれるハートウォーミングなコメディー。エディー・マーフィーのトークが映画にリズムを生み出していて中だるみすることなく最後まで楽しめます。そこここにさりげなく人間社会に対する風刺もあり。肩肘張らず軽く楽しめる作品です。(1998年)
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