2003年にこの世を去った井上直幸が、 人生50年の節目に良い仕事を残している。 井上直幸のピアノの特徴は、 何と言っても独特な音色。 強く聴こえるようで実は柔和で繊細、 弱い音のようで実は筋の通った冷気のよう。 そんな井上直幸の人気が高い演奏で、 過去発売のCDを2枚にまとめた。 若いときから名をはせた彼は、 晩年、熟成されない 自己の演奏に苦しんだ時代もあったようだが、 それでも50歳の演奏は独特の円熟味を帯びて、 優しく耳に問いかける。 惜しくも63歳で亡くなってしまったが、 晩年、演奏を行うことがあまりなかった彼は、 この時期のこの演奏は、 ある意味、一番完成された演奏であると思う。
アニメ版のキカイダーの続編。タイトルは01だが主人公はあくまで不完全な良心回路を持つジローキカイダー。計二時間ものの全編で、人間はほとんど出てこない。ロボット同士の戦いが軸で、そのほとんどが戦闘シーンである。埴輪をモチーフにした最終兵器アーマゲドン・ゴッド開発をめぐりキカイダー兄弟とギルハカイダーがしのぎを削る。早々とビジンダーも登場。
一巻と同じく名DVDだと思います。 一巻が作曲家に対するアプローチの仕方だったのに対して、こちらはそのアプローチをする為の音色の作り方の学習。 タッチについては、専門教育を受けた私も目からうろこのことが多くありました。ごく当たり前にやっていたことを改めてこうして説明していただけると、自分の演奏を客観的に振り返りとても勉強になるし、指導する際にも役立ちます。ペダリングも同様です。 一巻は作曲家に対するアプローチで、抽象的なところもありわかりにくかった人も、二巻を見ると少し霧が晴れると思います。
頭ではわかっているけれど、出来そうで出来ないことがたくさんつまっています。演奏に行き詰ったとき、表現方法に迷いが生じたときに見るようにしています。何度見ても新しい発見があります。 中学生くらいになって、古典、ロマン派、近現代と様々な作品を弾くようになったら是非見てください。ピアノを弾くということがどういうことなのかすぐには理解出来ないかもしれませんが、10個のテクニックのうち1つでも理解出来れば、それが積み重なっていつかすばらしい演奏が出来るでしょう。 ピアノの練習というと、ひたすらピアノの前でエチュードをさらう指の体操になりがちですが、まずは自分の頭の中に音のイメージを持つことがどれほど大切なことか、原点に戻れます。 一生の宝物になりますよ。
エピソードを読んでいるからかもしれませんが、お孫さんへの演奏に心がホッとします。
もともと石ノ森作品の大ファンでして、近年のリメイクや初アニメ化作品のクオリティの高さに目を細めていたのですが…
キカイダーがとても素晴らしい内容だったので当然期待していました。
前編は前作同様のクオリティで楽しませてくれますが後編は…
日程にさぞかし追われていたのでしょう。物語が最期のクライマックスに向かうにつれてどんどん作画のクオリティが下がっていきます。
ストーリー重視の僕でもさすがに感情移入出来にくかったです。
もう一度書き直してリリースされる事を望んで止みません。
あまりに勿体無さ過ぎる作品です。
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