オーディオスレイヴを離脱してのソロ作という事で、より内省的なヴォーカル作品に進むのかと思っていたけれど、より間口を広げて好きな事をやっているという印象だ。頭2曲なんか、普通にロックしてるし。
アルバム全編にわたって伸び伸びと歌っているのは明らかで、大人のロック…自分が思い描いたのはU2とかRUSHだけど、彼らに近いと思う。
ギターは概ねカントリーのような方向にレイドバックしたようなプレイを聴かせている。オーディオスレイヴもデビュー作から徐々にアメリカン・ロックに根ざした方向に音楽がシフトして行ったけれど、本作はまた別のベクトルで、アメリカン・ロックを根っこに据えて構築されている。
8はマイケル・ジャクソンのカヴァーだけど、まるで違うヴァージョンに改造されていてビックリ。ダンス色は破壊されてブルーズになってる。
カジノロワイヤルのサントラアルバムには未収録の元オーデイオスレイブのクリスコーネル渾身のタイトル曲です。ゴールドフィンガー以来のベストトラックと評判の名曲です。大物男性ピンロックシンガーではポールマッカートニー以来です。(アーハやデュラン2もありましたが)
良いです。非常に良い品でした。とても良い商品が購入できて満足しています。
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