90年代ダーク系実力派ヴィジュアルバンドの1st。持ち前のメロディセンスに疾走感とダークさを兼ね備えた1枚。中でもややプログレ的なメカニカルな演奏隊の掛け合いが面白い、メロディアスな「聖域〜サンクチュアリ〜」は必聴の名曲。
ダークな曲調、独特の詩と世界観。演奏も上手くヴォーカルも芯のある良い声をしている。線の細いバンドが多いV系だがこのバンドはどこかメタル的な雰囲気をもつ骨太なロックサウンドを上記の世界観に乗せて聴かせくれる。メロディセンスも良い物を持っているし期待していたのだが解散は残念だった(しかし2008年にベースのGoのブログにて待望の復活宣言)。90年代古き良きダーク系V系バンドが好きな人にはお勧めしたい一枚。中でもアグレッシヴかつメロディアスに攻める「benevolence」、そして代表曲とも言うべき「輝いて…」はツインリードのギターが唸る名曲。
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