その準備や過程が今巻では主に描かれる訳ですが、そんな中でも行人についての謎がちらほらと見受けられましたね。「偶然」藍蘭島にと辿り着いた筈の行人、でもそれがそうではないのだとしたら――?そういう可能性、どうも無視出来ないレベルでありそうな感じです。 すずの行人の女性関係についての嫉妬が露骨になる一方で、あやねやまちの行人への本気具合は読んでいてしかと感じられました。行人も何だかんだでみんなとの心の距離を縮めているようで、これは行人が藍蘭島に根を生やすのもそう遠い日ではない――?かと思いきや、それでも望郷の想いは捨て切れない行人の願いを聞いた存在がどうもいる模様。新キャラがまた1人増えここから物語はどうなっていくのか、21巻も待ち遠しいです。
収録曲( )内はアーティスト名
1 いちばんたいせつなもの (すず) 2 ダイビング (りん) 3 ちかげism (ちかげ) 4 ピクニック! (ゆきの) 5 愛は修行中 (まち) 6 最強!?あやね伝説 (あやね) 7 笑顔の花 (梅梅) 8 冷奴 (とんかつ) 9 すれちがい one-day love (りん&みこと) 10 愛しさが止まらない (行人) 11 宝物〜Island Breeze〜 (行人&すず&まち&あやね&りん&ちかげ&ゆきの&梅梅)
ながされて藍蘭島のキャラクターによるボーカルアルバムです。 各々のキャラの持ち味を生かした楽しい歌が盛り沢山の内容です。 その中でのイチオシはあやねの「最強!?あやね伝説」と、とんかつの「冷奴」です。 前者は、あやねのポジティブっぷりといじられっぷりを表現した曲で、 あやね役の千葉紗子さんの歌い方が本当にあやねそのもので、あやねファンにはたまりません。 後者は、本編13話EDでも流れたとんかつの曲です。 全ての歌詞が「ぷ」と「ぷー」のみで表現されているにも関わらず、 とんかつの喜怒哀楽が手に取るように分かる、これまたとんかつファンにはたまらない曲です。
正直、この2曲だけで3000円分の元は取れますよ! 藍蘭島ファンなら、迷わず「買い」です。
紹介文や帯を読んでいる時も本編を読んでいる時も、正直最終巻かと思いつつ読んでました。 結論から言えば最終巻ではないです。 ただ、重要人物も何人も現れ、藍蘭島を囲う秘密も明らかになります。(巻末では七不思議も一つ解明)
メインは主に、すず、あやね、まち、やしろ様(ひいおばあ様)ですが、もちろん他のヒロインも登場します。
内容としては、前巻のお祭りの後日談から。 皆で最後に花火を見て、各々願い事をしたすず達。 でもその願い事の力は本物で、その願いをかなえるために精霊が襲来して……!? っていうような感じ。 一巻まるごと「願い事」に関する話です。題するなら『行人の決断・精霊襲来編』
あやねが文中でつっこむほど、バトルがメインです。 ただ、『藍蘭島』の雰囲気はそのままで、シリアスパートってほど暗くないです。
数年越しの伏線も回収されたり、藍蘭島の外のことも判明するなど、物語が大きく動き出します。 個人的には、この次の巻が今からとても気になります!!
キャラソンは各キャラクターごとに出してほしかったですねぇ。 そのほうが、コレクションとして集めがいがある。
歌のほうは、まぁ、原作から知っていた僕としては、声優自体、あまり合わないと思うんで、雰囲気出てるかと言われると答えに困るのですが、全員が歌っているイメージソングの『宝物』という歌は、この歌を聞いただけで本作のあらすじが解ってしまうくらいで、まさにイメージソングという名に相応しいと言えるでしょう。 それに、歌としても最高ですよ! あと、行人の『なーなーな、なーななななーなー』が頭から離れません(笑)
ストーリーはほんとに王道ですねー。一人の男主人公に群がるヒロインたち…。 しかし!何故にそのようなラブコメを我々は「王道」と呼ぶのか…即ちその流れが面白くてウケるからである! 典型的すぎるなどとバカにする人もいるみたいですが、自分は面白いと思います。キャラクターも個性的に描かれてて、それぞれ気に入ってますが、自分は中でもあやねが大好きだー!声優は千葉紗子ちゃん!紗ちゃんのロリボイスが素晴らしくいい。 2巻以降の初回限定版DVDの特典は、なんとフィギュア!体操服を着たあやねフィギュアが楽しみでたまりません!(笑) ラインナップは
2巻:すず withセーラー服 3巻:りん withウェイトレス 4巻:ゆきの withスクール水着 6巻:ちかげ withエプロン 7巻:梅梅 withバニーガール 8巻:あやね with体操服 9巻:まち withメイド服
です。出来はそこそこいいと思いますよ。まぁ実物を見ないことには始まりませんが…。5巻にはコスプレフィギュア設定のドラマCDがつきます。
王道ばっちこーい、な人にはかなりオススメな作品だと思いますよー。
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