1曲目の導入部はアコースティック・ギターから入るが、 間髪入れず例のワイルド・サステイン & オーバードライブするギターが炸裂する。
ブリテンのギター小僧を夢中にさせた理由が、40有余年時が流れ、 新曲オリジナルの詰まった、このアルバムを聴いても充分理解できるのがすごい。
B.B.キングとのスタジオ共演は初めてじゃ〜ぁないか、T-4, 1曲だけなのが少し寂しい、 とは言えゴスペル調スロー・ブルースに乗せ、愛情豊かに、控え目デュエットする。 (ドラムス兼プロデューサー担当のトム・ハンブリッジ 作 (スーザン・テデスキやジョニー・ウィンターのバックで叩いてた))
T-7 サンタナの大ヒット曲、ピーター・グリーンの『 Black Magic Woman 』を 彷彿とさせる楽曲、ここではサンタナの哀愁ギターが泣き、バディ・ガイが切々と歌う。 実に憂いに満ちた秀作。(同じくトム・ハンブリッジ 作)
もちろんバディ・ガイも T-2, T-8, T-10, T-12 で曲作りに参加している。
全12曲 約54分、LP盤は珍しい両面+片面の2枚組み。この御時世、小細工無しの そのまんまって言うのもバディ・ガイらしくて好感。
ジャケットは74年物のウィスキーボトルラベルを模しているんだけれど、 中身は新鮮なハード・ブルース・ロックの液体が詰まっている。 控えめに言って、今年のブルース・ロック・アルバムのベスト !!
一言でいえば雑 せっかくいいメンバーでのステージだからやや辛口ですが、もう少しステージングを考えればよかったのに・・・ ミックテイラーってそんなに上手くないんや。 アルバートキング、ジュニアウェルズはええわ。
ブルースにはあまり明るくなかった自分だが 「ジャンルなんて関係無い!」と心から思えた名盤です
レッド・ツェッペリン等、ベタな入り口からブルースを聞き始めた自分であったが 様々なジャンルのルーツとして改めてブルースのエネルギッシュさを再認識させられた
力強さの隙間にキラリと光る繊細なメロディーワークが垣間見え、たまらなくクールです 自分みたいなロックファンなどにも聴いて頂きたいパワフルな良盤です
ジャニスの映像が観れる!と思って購入したのですが、残念ながら「move over」を除けば、映画「JANIS」で使われた物ばかりでした。その「move over」もいきなりヴォーカルから入ったりと、フルコーラス映像は残っていなかったのでしょう。「JANIS」がDVD化されれば、間違いなくこの商品の価値は下がってしまいます。 BANDの映像に関しては全て未公開で、「LAST WALTS」とはまた違うクオリティーの高さを堪能することができます。 とても感動します! とても熱くなります!! しかし曲数が少なすぎます!!! 日本に馴染みの薄いバンドが多く、特にヴォーカルの力量の低いミュージシャンばかりなので、観ていて眠くなる人も多いはずです。 インタヴュー映像は、「酒」「金を払わない客」「セッションは楽しかったぁ~」と、その話が何回もダブっていて、一回聞かせてもらえればもう十分って感じです。 物凄く美味しい食べ物をほんの少しだけ掻い摘んで口に入れた悦び・・・そんな感想を持ちました。
いつか彼のライブハウスに行きたい、益々その思いが強く、おじいちゃんなんだろうな。
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