この第四巻に収録されてある「衝動」は私が「あぶデカ」の中で最も好きな回である。即、そのまま映画化してもいいと思うくらい。出来が良い。話が良い。演出も良い。苅谷さんがゲスト出演していて、彼は野島という名で足長オジサンの役で、影ながら支援していたデビュー間近の女の娘が殺されて、その復讐に燃えるのだが・・・最後の柴田恭平が野島の復讐を止めようと走っていく・・・横浜の街中を疾走していくシーンはカッコよく、また絵として綺麗に仕上がっています。撮影されたのがちょうど秋で、柴田恭平が走っていく煉瓦造りの建物の、並木沿いに黄色のイチョウの落ち葉の絨毯の上を走っていく・・・そのバックにはあのBGM・・・あれはとても印象に残るシーンでした。そして最後、倉庫でのタカ・ユウジ・野島の絡み・・・「だから止めろっつってんだよ!!」と叫ぶユウジ・・・鬼気迫る演技です。
3.ランニング・ショット、10.冷たい太陽はSingle Versionです。CDとしては、発売当時結構貴重な音源だったような記憶があります。
それにしても、わが青春のあぶ刑事。彼らのバックで流れているだけで、格好いい音楽なんですよね。懐かしい・・・。
ずっと探してました!スカイネット 1/43 ダイキャストムービーコレクション No.15 またまたあぶない刑事 港3号 覆面パトカー 被弾Ver. (ゴールドメタリックツートン) と一緒に並べてます。
今見ても違和感なく楽しめます。やっぱりあぶ刑事はすごい作品ですね。永久保存版です。やや値段が高いので購入を迷いましたが、買ってよかったです。
劇場版第一作ですが、はっきり言ってテレビシリーズの方が面白いです。テレビドラマを2時間に水増ししたような展開であまり映画としての緊張感が感じられない。 特に最大のアクションシーンが早朝の交通規制したのが明白なダンプとバイクが2台しか走っていない公道で、館ひろしが安定感抜群の太いタイヤのバイクを手放ししてノロノロ走るダンプによいこらさと乗り移る決死(?)のアクションシーンだけというのはいかんともしがたい。当時のメイキング番組でもスタントなしの決死の超危険シーンとあおってましたが、子供の自分が見てもまるで迫力のない安全そうなアクションシーンでした。
|