放映当時、子供ながらにとても面白かったこのシリーズ。
自分がいい大人になった今、この映像を観ると、下ネタの多さと共に(笑)、 二人のアドリブ話芸の凄さに感動します。
トークではボケのさんまにたけしがツッコみ、 コントではボケのたけしにさんまがツッコむ。 1+1が3にも4にもなる、まさに化学反応。 たけしの面白さを活かせるのはやはりさんましか居ないのでは。
個人的には部屋コントが秀逸でお気に入り。 妙にドキドキするのは私だけ...?笑
めっきり共演の少なくなった今、 このDVDは非常に貴重なお笑い資料と言っても過言ではないと思います。
いきなりですが7月1日はさんまさんのお誕生日でした。6月30の深夜からやっていたさんまさんのお誕生祝い番組を見て真っ赤なウソやアミダばばあの唄などが流れて気に入ってしまいました。この一枚はさんまさんの恥ずかしい時代、そして輝かしい時代が見えてくるように思える作品です!!
不景気である。 広告収入の落ち込みで、TVはスポンサーの奴隷になり下がった。 もちろん、全部とは言わない。
昔は「面白くなければTVじゃない」だった。 今は「チャンネルを変えさせない作戦を披露する媒体」である。
面白いかどうかは別で、どうやって飽きさせないか?
という事をマーケティングや視聴率の分ごとの推移で研究して 様々な作戦がOAで試されている。
この本を読むと、そんなチマチマした作戦はバカらしくなる。 明石家さんまという芸人が話術と動きの芸でもって 「面白い」&「飽きさせない」&「チャンネルを変えさせない」 と、1人で昔ながらの内容と今の内容の融合を図っているのだ。
インタビュー内容が活字になるのを嫌うタレントという紹介が この本の冒頭でなされているが、緻密な計算と現場判断能力の高さで 長年やってきたという、その秘密がバレるのが嫌なんでしょうか・・・? TVの中では、そんな計算なしで瞬発力でやっているように見えているからこそ 楽しんでもらえるという計算があるんでしょうか・・・?
あわせて掲載されている、ひょうきんディレクター「三宅デタガリ恵介」氏の インタビュー記事も、根っこは同じような事を言っているようで 番組制作者は、完全に影響は されなくてもいいけど 一読はしといた方が良い内容です。
歌は上手くはないけれど心に響きます。 歌を聴いて笑えるのはさんまさんの歌ならではです。
同時期に量産されていた女性向けに堕した糞みたいなトレンディドラマ群とは明らかに一線を画したテレビ界きっての鬼才鶴橋康夫の才気溢れる演出が痛快な傑作ドラマです!明石家さんまがとにかくチャーミングで素晴らしい!
未だに視聴者に媚びた作品が幅を利かせているテレビ界において作り手の志を失わない姿勢には感服します!
|