今、自分がやりたいことができている人は、どれだけいるでしょうか。骨肉腫で足を切断し、わずか2年あまりでアテネパラリンピックに出場するまでになった真海さん。本当にやりたいことを探し、自分らしくいられるために全力で前に進む著者のさわやかなパワーに感銘。いろいろな人との出会いがとても魅力的。
ハーウッドの女領主であるヒロインドミニは盗賊団の脅威にさらされていた。
これ以上被害を受けると家臣や領民の生活が危ぶまれてしまう。
一大決心をしたヒロインは50km離れた大修道院へ1人で向かった。
かつてハーウッドの領主であるヒーローアーモンドに戻るよう説得する為だ。
ヒーローは政治的な問題で養父であるヒロインの父親と対立しリンカーンの戦いの後、家臣やヒロインを捨て修道院へ行ってしまったのである。
無事ヒーローに会えるも、社会とは縁を切ると頑なに断られてしまう。
2人の様子を見た大修道院長はなんとヒーローにヒロインの頼みに力を貸す様促したのだ。
そしてヒーローとヒロインは再会し領地を守る為、ヒーローは再び剣を取ることに。
1143年イングランド、ヘンリー1世がなくなった後の王位継承権争いが背景となります。
ヘンリー1世の長女とヘンリー1世の甥スティーブン王の権力争いで、ヒーローは女帝側、ヒロインはスティーブン王側となります。
互いの思想や理想は相反しても、責任感と思いやりは二人にしっかりあるのが魅力的です。
本音でぶつかり合う事で信頼と愛情が本物になっていく様子が楽しめました。
何があろうと信念は曲げないと頑固なヒーロー、しかしヒロインの巧みな誘惑ですぐにコロっと参る姿は受けました。
互いを思いやる会話がとてもよかったですね。
★3の上。
著者の4冊目。
弟『大吾』を性奴にしてる姉との関係に、弟のGFまで参入する三つ巴戦『お姉ちゃん警報発令!』。
縁結びと子宝の神『愛染明王』がオタク野郎に三次元の喜びを教えるお話『愛の方程式』。
10年前にしか座標軸を固定できないタイムマシンをつくってしまう主任『斉藤竜二』と女所長『佐伯響子』の因果に基づく大真面目なオバカSF系『パラドックス(前後編)』。
図書室でのうたた寝から始まる男子生徒と眼鏡女教師『深町先生』のエロドラマ『熱帯夜の刻』。
ワガママが過ぎてお嬢様から愛玩奴隷に降格される『天空寺舞』の破滅ドラマ『乱』。
死に急ぐように鳴き狂うかの如く一夏の性春にすべてを燃やす『早苗』と『祐一』の物語『蝉の記憶』。
カノジョができた兄『敬』に、いてもたってもいられなくなり突貫しちゃう『咲』のお話『妹…』。
1冊目『脳内測定』以来久々の購入のため比較は出来ません。ごめんなさい。
作画は上手い部類です。
エロ描写力は限りなくトップクラスに近いものがあります。
アップと引きのバランスも優。躍動感も非常に優れていてコマ割りの連続性も相当なレベルです。即物的なエロ的作画方面だけなら間違いなく★4つけられます。
作画面とは対照的に心情描写に関しては淡泊です。あまりにもハイスピードでエロが展開するため、所謂タメが無い状態です。
物語はほとんどパロディーです。個人的には好きなジャンルだけど、成功してるとは言い難いものがあります。
「どーせやるなら傑作レベルにアレンジしてくれ」と言いたいです。
巨乳っ娘中心も貧乳から並乳のコも3名ほど。
ミドルティーンから三十路前くらいまで。
ともあれ、作画優先のハードコアファンの方や、元ネタ探しが好きな方なら充分お薦めできる一冊です。
劇場版「海猿 ウミザル」の続編であるドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」は潜水士として活躍する主人公:仙崎大輔が成長する姿を描く。 劇場版同様、海上保安庁の協力により画面いっぱいに迫力ある巡視船・航空機が広がりまずは単純にワクワクしてしまうだろう(笑) テレビドラマの中でこんなにもスケールが大きく、クオリティーの高いものは他に類を見ない。 本作は新たに池澤真樹こと仲村トオルや下川いわおこと時任三郎など新しいキャラクターを迎えいっそう濃いものになっている。 劇場版の質を落とさず、ドラマ版ならではの展開は素晴らしいとしか言いようがない。
2006年5月6日には劇場版2となる「LIMIT OF LOVE 海猿」が公開される。映画→連続ドラマ→映画という日本初のプロジェクトの完結(となっては寂しいが)こちらの方も楽しみである。大いに期待して良いと思う。
まずは劇場版を、そしてこの「海猿 UMIZARU EVOLUTION」を見てほしい。
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