古くはオリビア・ハッセー、最近ではディカプリオの映画ですっかり有名なこの物語ですが、私見ではこのDVDによるオペラ上演が、最もシェイクスピアの原作のイメージに近いのではないかと思えます。このオペラの知名度がいまいちなのは大変残念なことで、素晴らしい作品だと断言してよいでしょう。グノーという作曲家の作品は、この作品にしろ、より有名な『ファウスト』にしろ、なぜか他のフランスオペラに比べて、どことなく音楽的にドイツオペラっぽい響きがするように聴こえるのは、私の思い込みでしょうか。たまたま、これら代表的二作品の原作が、ゲルマン系の文学作品であることと関係があるのかもしれません。それはともかく、この上演では、何といっても主役をはるアラーニャの美声と巧みな演技が一番の魅力でしょう。声の質としては、ドミンゴの力強さとカレーラスの叙情性を併せ持ったようなイメージで、この人がこれからも順調に活躍していってくれれば、三大テノールの後を継ぐ、世界的テノール歌手となることはほぼ確実と思われます。コヴェントガーデンの、やや地味でこじんまりした舞台装置も、この物語の場合にはむしろ効果的に機能しています。
忙しくて、まだ試乗に行ってませんが、かなり詳細までわかります。
まあ、後は試乗してどうかですね・・・
カタログよりはかなりいいと思いますよ。
個人的に、Symphony Xの音楽自体は興味が持てませんでしたが、マイケル・ロメオの演奏には唖然とさせられました。 「正確でクリーンな早弾き」という点では、世界の最高峰に位置するのではないでしょうか。技術的な点だけで言えば、現在のイングヴェイを遥かに凌いでいます。 限りなくクリーンに近い音質で全てを弾いているのも、印象的です。 ごまかしの一切無い、正確無比なプレイに自身が有るのでしょう。 ネオ・クラシカルのプレーヤーとしては、レガート系のフレーズを多用するのが少し変わっている点です。 唯一の問題点は、ハイレベル過ぎて自分の演奏に取り込めない点でした・・。
久しぶりに出たアルファ&ロメオ。長く待たされたのは、ジュリエッタの日本導入が2012年にずれ込んだためだからか?それは仕方ないとして、手にしたときの「薄さ感」には少々がっかりさせられた。恒例の付録DVDも今回は無し。「熱い」を売りにしたアルファロメオも、156/147時代の勢いは既に無く・・・それを反映したような誌面になっています。これまでも買ってきた人には文句なくお勧め。新規に買おう、あるいはジュリエッタ購入を考えてという向きには、「ジュリエッタのすべて」の方を薦めます。
迅速な対応ありがとうございました。 ずっと探してたのですごく助かりました。
|