CSが無いので年一度の楽しみです 見たかった最南端紀行も入って500分近くと見応えもあるのが嬉しい 今度はミニ企画集も入れて欲しいところです
ファミコンの懐かしいネタをあらためて遊んでみる。名作と言われるゲームのクリエイターと対談してみる。テレビ番組としてみれば、内容のある番組でした。しかし、それは映像を伴っていれば、ということでもあります。 真っ白な「たからのちず」を実時間で1時間放置するというあきれた攻略への無謀なチャレンジも、文章にしてしまえばたった1文で終わってしまいますし、生声の聞ける対談だって、ただただ文章に書き起こすだけでは独自の切り口のない凡庸な紙上対談に成り下がります。やはりこれらは本ではなく、DVDなり再放送なりで見るべきコンテンツです。 各クリエイター絡みのメーカーの代表的なゲームについてレビューが追加されていますが、この資料がまた使えない。ファミコンとスーパーファミコンを混同しているレビューもありますし、もともとアーケードやパソコンで出ていたものもファミコン基準でレビューしているので、時間軸が合わなくなっているところも出てきています。有名クリエイターが影響を受けた「信長の野望」はパソコン版のものであって、FC版のものではないわけです。 他にもゲーム本はいろいろ出ていることを考えると、この内容ではちょっと厳しいのではないかと思います。 ただ、それなりの内容はありますし、こういった本を他に持っていない人なら、特に買っても悪くはないかとも思うので、★は3つつけておきます。
★注意★
「コンティニュー」誌のCX特集号を既にご購入されている方は、
この本の購入に注意が必要です!
全く事前情報を見ずに買ったのですが、「うーん……」となってしまいました。
と言うのも、太田出版「コンティニュー」誌の再録がほとんど。
全シーズンのプレイバックやスタッフさん達へのインタビューも、
コンティニュー28号、36号、43号に掲載されていた物でした。
課長への10000字ロングインタビューや阿部さんのマンガ「ツッパリ大名」、
菅プロデューサーへのロングインタビューなど、完全書き下ろし企画もあります。
が、いかんせんページ数が少ない。全体の2割程度。
インタビューにページ数を期待してはいけないとは思いますが、
今までの本と比べると真新しさはほとんどありませんでした。
ただ、CXの副読本としては見応えのある内容でしたので、☆4つということで。
コンティニューを買っていた方は内容が重複してしまうので注意してください。
もしマンネリを感じるとしたら「ロックマン」だと思います。3は1、2と大して見栄え的に変わらないので淡々としていて正直飽きを感じました。課長もパターンが解ってるので単に復習をしている様に見受けられました。ロックマンシリーズはもう潮時と思いますが、もしまた挑戦するならマリオの様に思い切ってFCを卒業して7、8、X、フォルテなどを挑戦して欲しいです。
打って変わって「スーパードンキーコング」は最高でした。まず言わずもがなの音楽と映像が素晴らしいのでただ観ていても退屈しないです。内容的には1面が拍子抜けな感じがして課長もあまり乗ってなかったですが、2、3面頃から徐々に課長、スタッフ、観る側もドンキーリズムになってきて次第にテンションが上がって行くのが感じられたのがとても良かったです。 ただこの挑戦を観ていて、やはり有野課長はゲームではなくアクションが下手なんだと改めて感じました。思考が反射神経に追いつかないシーンがドンキーには多々ありました。しかし難易度的には適度に苦しみ、ほぼ自力で攻略できていたので近年の挑戦ではかなりおもしろかったです。 マリオ64、悪魔城、ドアドア、などはCSで視聴済みで今回は「ロックマン3」「スーパードンキーコング」目当てに購入しましたが、予想以上にドンキーが良かったのでそれだけでも今回は十分満足できました。
これは嬉しいですねー。この調子でガンガンDVD未収録分をDVD化して頂きたい。 ゲーム好きには必須アイテム(笑)
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