2008年4月26日、イエローカードはバンド活動を休止した。 しかしそれはバンド内での問題やイエローカードとしての活動に何かを見出せなくなったわけではない。 各々が好きなことをやって、個人的なライフを楽しみたいという理由でだ。
それからショーン・マッキンは結婚生活を楽しみ、 ライアンは他で音楽活動を行っていた。
あれから2年、2010年の夏、彼らは戻ってきた。 新たなアルバムの話を引っさげて。
そうして半端ないスピードで完成されたアルバムがこの「When You're Through Thinking, Say Yes」だ。
1曲目のThe Sound Of You And Meの爽快でキャッチーな前奏が耳に入った瞬間 「あぁ、彼らは完全に復活した!!」と鳥肌が立ってしまった。
バイオリンの音はこのアルバムも健在で、 自分は音楽にはそれほど詳しくはないのでそれらしいことは書けないが、 彼らの求めるイエローカードと、リスナーが求めるイエローカードは 今も昔も変わっておらず、理不尽な音楽界をふっ飛ばすかのような音楽に自分は感動した、ということはよく分かる。
イエローカードというバンドが好きな人にはもちろん このアルバムをすすめたいと思う。
けれどイエローカードをあまり詳しく知らない人にも 胸を張ってすすめれるような気がする。
それがイエローカードの最大の魅力であり 今回のアルバムがそれを全て物語っているように感じた。
唯一無二のヴァイオリン・パンクバンド。うまい。ヴァイオリンがハイスピードでメロディアスな激しいメロディにも見事にマッチ。 激しくヘヴィなギターやドラムのパンクサウンドにうまくヴァイオリンのしなやかでなめらかなサウンドがかぶさって、へヴィサウンドのしつこさが消えて、えもいわれぬ味を出している。バラードナンバーOnly One は圧巻。壮大で力強くヴォーカルの声の伸びもいい。おとなしめの曲もまた軽やかなヴァイオリンのグルーヴが引き立って、ちがった感じでいい。全体的にすばらしい作品。 あとアルバム収録のスタジオ・サウンドを聴く限りものすごく演奏がうまい。ヴァイオリン、ドラムは特にハイスピードで圧倒される。ヴォーカルの歌唱力もなかなかのもの。
始めはボーカルがいまいち声が出ず、噂通り、ライブじゃyellow cardは、だめかー?と思った矢先、ボーカルの声がだんだんと出だして、オーディエンスのノリもまとまってきて・・・・!?このクオリティーで、この安さ・・・素晴らしい。最高ですね(他のサイトでは倍くらいだった。)ちなみにリージョン1とか書いてるけどなぜか普通に見れました(ラッキー!!僕の環境だけ?)ともあれ、値段を考えると買ったほうがいいです。以上です。
メンバーにヴァイオリニストを擁するエモコアバンドの、インディー時代のアルバム。Summer Sonic05にも出演が決定している。 メジャー一作目"Ocean Avenue"に比べ全体的に拙い感じがするのは否めない。とくにギターワークの拙さが目立つ。楽曲構成も散漫なところがあり、必殺のヴァイオリンが効果的に用いられていない事もあって、楽曲自体が起伏に欠けている。ボーカルが少し一本調子なのも気になった。 哀愁を撒き散らすようなメロディのしたたかさ、メロディメイカーとしての素質は既に十分感じられる。また"Ocean Avenue"ではなくなっていたエモい合唱パートが大きく用いられているのも特徴。#5、#8といったシンガロング必至の名曲も入っており、ファンならば見過ごせない内容にはなっている。 彼らの才能は"Underdog EP"を経て"Ocean Avenue"で開花するわけだが、それらをこの時点で予見するのは難しい。初めてYCを聞く人にはやはりメジャー一作目のほうを推薦する。
全曲、ほんとに大好きなアルバムです。
ますます艶っぽさをました、ヴォーカルのライアンの歌声が心を捉えて放さない。
何処までも伸びやかな、澄んだ美しいライアンの歌声と、確かな演奏が、真っ直ぐに胸に響きます。
ライアンの描く、甘くせつない詩的な歌詞と、ヴァイオリンとオーケストラの音色、そしてバンド・サウンドが見事に溶け合っていて、素晴らしい。
疾走感、溢れる曲では、力強い歌声が、心を解放してくれます。
Yellowcardの可能性を教えてくれる一枚です。
これから高い評価を得ていくアルバムだと感じます。
2ndがあるからこそ、3rdに、これからに繋がる、本当に、とても良いアルバムです。
特典のDVDは、たっぷり一時間あって、充実しています!
Liveの様子や、メンバーのoff shot がとっても楽しい。
photo集も、すごく良いです!
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