煽情的なパッケージで損をしていますが、まともなサスペンス映画です。
衒いのない演出は、原作を読んでいなければ十分に楽しめる内容です。
外国人の監督が日本を舞台に撮影した作品では最も違和感が少ない作品です。
ローグアサシンでもスバラしかった凌さん。ヴイゴとの長きにわたる友情が始まった本作は大傑作です。ザヤクザをも凌ぐすばらしい日本とアメリカの70年代風味が見事にブレンドされた洋風ヤクザ映画です。ヴイゴさんのイースタンプロミシィズ楽しみです。
今、ARBの曲は某アニメでリメイクされ、EDなどに使われています。(女の子3人組なのよねw)
最初聞いた時、なんでこの曲が気になるのかようわからんかった、詩がごっつくて女の子向けじゃ
ないよなとか感じていたんだけど...
機会があって原曲を聞いたら、あれれ、なんで俺「ROCK OVER JAPAN 」忘れていたんだろ?
みたいな感じでいろいろ思い出しちゃいました。
そんなわけで...ARBのシンプルでストレートなJ-ROCK!お勧めです。
公安という磁場が育てた魔物に 取り込まれないように 歯を食いしばって ただ観ていくだけだった...
麻生幾の原作からすれば かなり大胆なアレンジではあったが これで一つの世界観は見事に完結している
渡部篤郎... やっぱり、この声と存在感に 痺れる...
そして、これだけは忘れてはならない
ここで描かれた事柄は フィクションではあるが “基本的には” リアルそのものなのだということを...
前作「悪 waru」に続く完結編。いろいろ細かい設定はありますが、要は哀川翔演じる氷室が悪者をやっつけるという話です。前作のある種中途半端で不完全燃焼な感じはなく、逆にスッキリし過ぎと言ってもいいくらいで、観た後に感動を覚えてしまう作品でした。
この作品は本当にヒーロー物なんて言っていいほどのもので、イメージが良いのか悪いのか、昔からある時代劇が思い浮かぶほどです。それこそ「水戸黄門」とか・・・。弱きを助け強きをくじく。愛する人がいて、大切な仲間がいて、そしてみんなのために戦うのです。
これを見る方は激しいバイオレンスであったり、アウトローの生き様というものを期待する方もいるのではないでしょうか。しかしこの作品にだけは裏切られてみてはどうでしょうか。爽快で、しばらく感じることのなかった感動が味わえるかもしれません。
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