メイド長兼教育係のマユカ(24歳・巨乳)、護衛メイド隊長のサヤ(16歳・巨乳)、資産運用を担当する頭脳メイドのリル(15歳・貧乳)に囲まれ、幸せに暮らしていた越前誠吾(16歳)は、ある日突然ライバルの天王寺家の令嬢、美麗(巨乳)の策略によって全財産を奪われてしまう。 メイドを解雇して屋敷での暮らしを維持するか、メイドとともに屋敷を出るか……選択を迫られた誠吾はごくあっさりと3人のメイドを引き連れて屋敷を出て安アパートでの暮らしを始めるのだった……
サヤ(手〜F〜初V)→リル(F〜手〜初V)→サヤ&リル(オイルマッサージ〜2人手〜交互V)→マユカ(πF〜初V)→○○(手〜F〜初V)〜1対4(○○V〜メイド3人重ねV〔自慰〜交互V〕)→朝(マユカ●●〜リル&サヤFとマユカ&○○顔をπ〜マユカ&○○πとリル&サヤ顔をπ)
地位もお金もなくなってもご主人様とメイドの絆は不滅。むしろより強くなって……というベタなお話。しかしベタであるがゆえに簡単に読める1冊だと思う。 どのヒロインも胸への愛撫に結構な分量を割いていて、貧乳のリルにもその魅力を伝えることを忘れていない。ただ挿絵に関してはリルのシーンの貧乳っぷりがあまり楽しめない。やわらかそうな肢体や感じ入って潤んだ顔の上手な絵師なのにこれは残念だった。
主人公九鬼和真には、美雪(25)・玲(23)・舞(19)・祥子(17)の4人の姉がいた。和真の生みの両親は既に他界しているため、叔父の家に引き取られ、叔父の四人娘(全て年上)に囲まれた生活を送っていた。 この四人姉妹をはじめ、もとい九鬼家は、競泳の世界で名を知らぬ者は一人もおらず、先祖代々も四人姉妹も皆華々しい数々の記録や実績を打ち立ててきた名門水泳一家なのだが、和真だけは姉達に格好悪い所を見せたくないため、水泳を全くやらずおまけにかなりのカナヅチだったのだ。そんな和真に、学校の水泳部のエース遠藤俊彦から売られた、姉デートをめぐる50メートル勝負を引き受けた羽目になり、四人姉妹によるカナヅチ和真への水着を纏った「猛特訓」が始まったのだ。
プロローグは四人姉妹との水入らず生活からスタート→第一章で競泳水着による四人姉妹との男子更衣室でのおさわり→第二章で小学校プールでの四人姉妹との一斉初体験→第三章でスク水四人姉妹とのローション入浴プレイ→第四章で「合宿」という名のビーチH→第五章で遠藤俊彦から売られた勝負本番の後、和真の子を孕んだ四人姉妹との妊娠ボテ腹ペインティングプレイ→エピローグで四人姉妹との「誓約書」を交わされる・・というが本書の大きな流れだ。
どの章も、全て四人姉妹との一斉合同プレイなので、章ごとに各姉妹別々にやるというパターンはない。その一方、四人姉妹を全て平等にしなければならない「タガ」があり、4人まとめての一斉プレイを和真の肉体一人でこなしていくので、一人やったらはい次へ・すかさずまた次へ・・というパターンの繰り返しなので、和真の姉妹一人あたりへの本番の時間的な密着度・濃厚度は比較的小さく、しかも、リーダー格である「はず」の一番の美人長姉美雪が、和真にとってご指名の一番最初の初体験の相手だったにも関わらず、その後は全般的に渡って、Hでの存在感が他姉妹より「薄く」感じるてしまっている。尤も、四人姉妹と全て平等にHしなければならないということから、4人全員へ一人ずつに対するイチャイチャ濃厚を求めるのは最初から無理がある設定だ。おまけに、絵師は美少女文庫でおなじみの有子瑤一ながら、水着姿四人姉妹が4人全員活かされている絵は、表紙と本文中の47ページのみなのも、やや残念な点。 ただし、年上好み・巨乳好き・水着好きには持っていても楽しい一冊。
ちなみに、競泳をやっている四人姉妹なので、水着や抵抗軽減対策から4人とも普段からパイパンなのを断っておく。第二章で、4人の局部の、「「同じ構造」ながらそれぞれ差異があること」が述べられているのも特筆しておこう。
作者お得意の、ヒロイン3人個別攻略→ハッピーハーレムのパターン。Hシーンや心理描写のうまさ、破綻しない展開など、作者の筆力に陰りがみられないのが、救い。逆に言えば上がってもいないんだが。
作者のファンだと、読んでいて大体次の展開が読めてしまうし、描写も「どっかでみたなあ……」とつい思ってしまう。過去作品でヒロイン3人のパターンが多いのが、後押しをしてるんだろうが……3人を超えた人数を相手にすると、枚数的に厳しいし、筆力的に冒険になると判断しているのかもしれない。だが、作者の1ファンとして、そろそろ、個別攻略→ハッピーハーレム のパターンを全く感じさせない全く新しいストーリーに挑戦して貰いたいと希望していたり。
作者も、多少のマンネリを感じているのか、冒頭、主人公に催眠能力を授ける謎の超能力少女3人組とのフェラを持ってきたり、レーベルで最近流行りのボテ腹・重婚エンドにしたり(超能力少女の正体とその行動の動機について、さらっと回収していくのはさすが)、といった要素を付け加えたりしているが、やはり、小手先の感は否めない。
とはいえ、評者のように作者の作品をほとんど読んでいる、というような人でなければ、十二分に楽しめる、安定した構成・筆力。
ちなみに、MCに期待して買うのはやめたほうがいい。甘らぶ派の作者なので、催眠はヒロインたちと身体関係をもつきっかけにしか使われないし、しかもヒロインが主人公に好意をもっていたから、催眠がきいた、という裏情報が、終盤に明かされたりする。よくも悪くも、従来の作風だと思う。
作者の作品が、初見かあまり読んだことがない、という人は、評価は星4か5をつけておかしくないと思う。
評者は、比較対象が、作者の過去作品になったので「普通」として、星3にした。作者は、美少女文庫系では、頭一つぬけた力量だと思うので、ちょっと厳しい評価かと、思わなくもない。
女子の着替えを覗くのが生きがいの男子高校生、外川昴流は発明部部長の幼なじみ東雲麻美の実験品「メタモルフォーゼリアクター」のモニターを依頼される。
相手を昴流とわかっていてこんなものを手渡せば何をするかは一目瞭然。早速女子の更衣室に向かう昴流だったが……
犬に変身して女子テニス部の着替えに侵入→トカゲに変身して大浴場に侵入→ネズミになって女子剣道部に侵入し、後輩近江鈴音の竹刀に変身〜鈴音竹刀で自慰開始〜変身解けて鈴音手〜F〜初V【○内で竹刀の形に変身&舌を2枚に分岐して乳首責め】→クラス委員長のイスに変身したが座ったのがクラスメイトの沢野井花菜〜授業中に自慰開始〜濡れた下着の代わりに花菜の家までパンツになる〜花菜の家(バナナに変形した男性器にF〜π〜πF〜初V【指をピンクローターに変形して胸愛撫】)→麻美にリアクターを取り上げられたので麻美の家に侵入するが、奪ったリアクターで抱き枕に変形〜麻美の告白(手〜初V)→1対3(指を触手にして鈴音F&麻美F〜両手を男性器にして3人同時にV〜麻美F&鈴音F&花菜π〜スライム化して3人同時V)→Y字バイブに変身して3人同時V
エロ主人公に変身アイテムという鬼に金棒状態でどんなエロコメが展開できるのか。まさにそれを実現したのがこの作品。
まずは覗きテクから始まって、ヒロインたちへの接触、そして3人同時の行為展開と3種類の使い方が示されているわけで、新しい設定をフルに利用した自由度の高い行為が繰り広げられている。
特に同時に3人のヒロインを自らの○○で満たすというシチュエーションは一般の主人公ではありえない特殊なものなので最近の多ヒロイン作品にはない満足度が得られるかもしれない。
伏見つかさ先生の作品と言うことで買ってみましたが みかづき紅月先生がよかったです。 ツンデレのヒロイン側の視点からも またツンデレてて、うまく書けていました。
|