研究生達のメルヘンチックな書き下ろし表紙(折り込みポスターにもなってる) がとてもかわいくていいですね。 普段の戦闘服やステージ衣装等とは違う一面が見られる良い絵だと思います。
個人的に一番良かったと思うのは、 研究生と襲名メンバー全員の設定画が載っているところです。 ステージ衣装の構造・細部・後ろ姿や、髪型がどうなっているのかが、 よくわかりました。
渡辺麻友・堀江由衣対談と、石田晴香・佐藤すみれ対談では、 写真も大きく、ページも多く割いています。
河森正治総監督のインタビューでは、アニメ化企画の発端から、 声優メンバー決定について等が語られており、興味深いです。
その他に、花澤香奈特集。写真がいっぱい載っています。 最近のアニメには必ずといっていいほど出てくる人気声優になりましたね。 CDの宣伝企画のようですが、ちょっと聴いてみたくなりました。
チャンスの順番。 曲は元気づけられるようで聞いていて楽しいです。 しかし、AKB選抜レギュラーメンバーの曲よりも、多少安っぽさ・子供っぽさを感じます。 Beginnerのあとだから、そう感じるのかもしれませんが。
この、じゃんけん選抜で自分の声や顔が初めてCDになったメンバーもいると思いますが。 ただの「思い出作り」にならないように、がんばってほしいと思います。
でも、テレビ他のメディアで見る事はやはり少ない。ほとんどのメンバーが18歳を超えて学校を卒業し芸能界に就職を求めるにあたって満遍なく光を当ててあげる事は出来ないものかと思ったりもする。
公演前にボカロファン、AKBファン、そしてアンチAKBの間で激しい空中戦が繰り広げられた本作。 DVD発売に至っても同じようなことが繰り返されそうと思っていなかったので、発売前だが実際に舞台を鑑賞した立場から一言。
そもそもオリジナルが特殊だが、脚本、演出が素晴らしく舞台としての出来はかなり良かった。演出が良いので多種多様なキャストが上手く生かされており、2時間以上の舞台でも観ていて集中力もとぎれず。事実、公演後半は連日当日券の抽選、立ち見が出ており実際観た人の多くに受け入れられた舞台だったと言えるはずです。
舞台に足を運んだボカロファン、AKBファンはお互いを知り、その他のキャスト(ミュージカルのベテランのキャスティングもあった)の世界を知ることが出来たわけで、ふたを開けてみればあの空中戦に意味などなかったのでは?と考える間もなく気づいたと思います。
商業的な仕組みがどうなっていたとしても、実際に良い作品が生み出され、多くの人の目にふれれば、そこからまた発展して行くものがあるはずです。ステマやゴリ押しには中身がありませんが、実際に観ずに否定するのも同じことだと思います。
個人的にどの公演が使われるのか、舞台裏等楽しみなので期待の意味で☆4とします。
|