会社の妨害工作で物件に火をつけられ、その火を消すために怪我をし担架で運ばれる営業本部長が言った言葉だ。どんなに不遇でも、そこで全力を尽くすことを心に誓ったものだからこそ発せられる純粋な言葉だ。
「全力で戦っても、そしてもし勝つことができても先はないかもしれない。しかし、戦わなくても先は見えない。それならば潔く戦おう。」というのではない。潔くはない。もともと土俵はフェアではないのだ。だから必死で泥にまみれて戦いつくす。狂気さえ感じさせる踏ん張りだ。
舞台は94年、土地バブルが崩壊した瓦礫の中で狂気は続いている。そんな時代の雰囲気を感じさせる作品。非常に良くできている。
素人でフットサルに勝ちたいと思った時に最初にぶつかる壁が個人能力だと思います。ただ、残念ながら個人能力の向上は社会人ともなると、すぐに上達しないのが現実です。
では、どうするか?やはりチームの決め事や、ルール(戦術)が必要感じるのではないでしょうか?
そんな時にフットサルの戦術なんて解りません!だけど大会で勝ちたいんだ!に参考になる本です。
本年版から、近年出題された物が解る様になっています。それは非常に使い易いと思いました。特に試験直前の斜め読みの時には重宝しました。 解説について、同じ解説の時は『○番の(○)参照』等出てきますが、(全部ではないですが)それがリンクしていません。これは、著者や編集者の方の確認不足かと思います。なので、解説不足の部分があり、その分を返金して欲しいくらい(笑)。毎年改訂されるのでしょうから、来年は、もっと仕事して欲しいです。
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