ヴェルニゲローデは元東独のハルツ山地のふもとにある小さな田舎町で、この合唱団はヴェルニゲローデ音楽学校の中・高生たちによるコーラスである。録音は約30年前、「ベルリンの壁」が崩壊する以前、たとえ物質的には西側諸国より恵まれない世の中でも、心の暖を摂るためのかけがえない手段として音楽・芸術が位置付けられ、国家事業として音楽家が養成されレコード作りが行われていた、まさに「古き良き時代の」ドイツを彷彿とさせてくれる、かけがえない遺産と言えよう。民謡集なので聴けばすぐに心に浸み込んでくる人懐っこく楽しい曲ばかりだが、編曲のすばらしさ、呼吸のまさにぴったりと合った若者たちのさわやかなアカペラのハーモニーは聴く者の耳を驚かせ、H.ヘッセが描くごとき麗しくも繊細な青春の放浪の世界へと誘ってくれるようだ。人気の高いブルーナのキャラクターのシリーズでこの合唱集が使われたことで、クラシックにふだんは縁がない日本の子供たちにも、このすばらしいコーラスが身近になってくれることを願いたい。いや子供だけでなく、あらゆる方たちにお聴きいただきたいと思う。
本当に苦労した人にこそ読んで欲しい。
彼の講話=散文詩は野の百合空の鳥で絶頂に達したと感じました。 騙されたと思って読んでみて下さいな。 泣けます・・・。
風来坊で 人のいい ホーマー ( S.ポワチエ ) が ( ドレスデン大学で 建築学を専攻した ) リリア・スカラの とぼけている巧さと 頑固さに 強引に 引きづられていく過程が 可笑しくって 面白い。 尼さんたちに 英語を教えるシーンなんて ちょっと含みが有るけど 巧くて・・・
要所、要所で 食堂の主人に扮した S.アダムズの台詞が 印象に残っていて いい表情を みせる。 こういう役者、好きだなぁ〜 巡回牧師に扮した D.フレイザーが 台詞監督 資材と労力の提供を申し出た 建設会社の社長役で 製作・監督のR.ネルソンが、 S.ポワチエに 断られちゃうなんて 可笑しいんだけど かわいそーう
この < お手製の作品 > が DVD化 されていたなんて 、、、、、 エーメン♪ エェーメン♪♪
アリゾナの荒野に、東欧から逃れてきたシスター達、言葉も通じない土地で主への愛と信頼を糧に貧しくも清楚で健気な自給自足の生活をしていました。シスター達の唯一の望みは、この地に教会を建てることで、それを主に祈り求めていました。(イエスが愛でた野に咲くゆりの・・です)そして、祈りは叶えられると信じていました。(最高アーメン) ある日、車で旅をする黒人青年が、車の水を請いに立ち寄ります。かれは、大工でした。(イエスが砂漠で井戸の水を・・です)そんな、彼を目の前にしてシスターは、彼こそ教会を立てるべく主が使わした者に違いないと確信し、次々と主に求めていたものを彼に毅然として求めるのでした。そんなシスターに驚きながらも自らの知恵と力量を発揮してついに教会を建ててしまうという素敵な話です。(主は、一杯の水の優しさに喜び大いに応えてくださる)
予想以上に百合濃度が高い。設定はありがちだが、完成度も高い。 話のテンポが非常に早く、臭い表現もないので気持ち良く読める。 ただ2巻で完結してしまうのは少し寂しいところ。
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