75年のこれぞロック・ミュージカルと呼びたい映画のサウンドトラック。いかがわしくて騒がしくて馬鹿馬鹿しくてもうおかしくていやらしいのだ。70年代前半の英国リモデル・ポップの集大成でもあります。SFロックなのだけど大時代的で過去と未来が渦を巻いております。全てを作曲のオブライエン氏をはじめ関わった全員がこれに一生を捧げた感有り。見ちゃった我々も一生を捧げたのかもしれんなー。本望なり。
最高の音楽と最高のキャストのゆえに、とんでもなく荒唐無稽で凡庸でエログロナンセンスなストーリーと場面設定も許せる、そんな映画です。まさに、夢の世界です。
何と言っても主役のティム・カーリー!この毒々しさと色っぽさを出せる男なんて、絶対他にはいない!!(でも、彼の顔につんくと上沼恵美子の顔がダブって見えたのは私だけでしょうか....)
彼はこの役のために存在する、と言っても過言ではないかもしれません。眉毛の動き、唇の動き、艶っぽい鼻声、どれをとっても最高です。他のキャストも、容貌も声も其々が個性的で、申し分ありません。スーザン・サランドンが昔はこんなに可愛らしかったなんて!下着姿も美しく、それもいやらしさがなくて見てて楽しい爽やかなお色気です。
そしてメイキングを見ていると、単に予算が十分にあれば名作が生まれるわけではないことが、よくわかります。ホント、あっぱれ、です。
最後に、「時の踊り」は、絶対いっしょに踊りたくなること請け合いです。ふりを覚えていっしょに楽しみませう!!
かつて伝説とまで言われたカルトホラーパンクミュージカルが映像化された奇作。 名作なのか?迷作なのか?ブラックジョーク満載の賑やかなコメディホラー。 ともかく変な映画が好きな人ならこの値段で買って損はしないかもしれない。
今まで観た映画の中で最高に好きな作品♪(次点:「踊るマハラジャ」(笑)) とにかく歌がカッチョいい!キャストが超個性的!ストーリーがアナクロ・トランス・SFでイカしてる!随所に効いた絵画や小説やドラマのパロディが笑える!最高にオモシロ素晴らしいの一言に尽きます♪ サントラはもちろんの事、テレビでやった時のビデオも吹き替え・字幕とも持ってますけど、やっぱりノーカットの本物が欲しいなぁ~。再販しないかなぁ~(TwT)
古田新太主演の舞台を観たのがきっかけで、観直してみたいと思い購入。 ン十年ぶりに観ましたが、やっぱりおもしろかった! ティム・カーリーの怪演ぶりが光ってます。 古田新太も負けてないけど(笑)。
70年代の代表的なカルト作品ですが、今見ても古さを感じさせません。 アメリカの人気テレビ番組、「glee」が、一話分、オマージュとして作ってますが、 あれをご覧になった方、ぜひ映画版のほうもごらんください。 「glee」が、本当にこの作品にリスペクトを持って番組を作ったということがよくわかります。 Let's do the time warp again!
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