私は33歳なのですがdisc1の方はほとんどオンタイムでは聞いてない曲があるのですが知ってはいたので購入しました!親は喜んで聞いていたので親を連れて子供達と旅行に行く時なんかには話題を提供してくれたりもしておすすめの1枚です。
必殺シリーズ第28弾「必殺仕事人V 風雲竜虎編」がDVDで登場です。 前作の「必殺仕事人V 旋風編」の打ち切り終了の汚名を返上するべく意欲的な仕上がりの作品となっています。後期の必殺シリーズはイマイチだけど風雲竜虎編は結構好きという人はかなり多いのではないでしょうか? 前作の最終話より一年後が話の舞台となり、中村主水は百軒長屋の焼失により橋の通行料を徴収する番人にまで格下げになり、仕事人への依頼システムに絵馬坊主の蝶丸(演じた桂朝丸は現在の桂ざこば師匠)が登場する等、前作より様々な変更点が見られますが、この作品で特筆すべきなのはやはり何と言っても三浦友和さん演じる新キャラクターの「かげろうの影太郎」でしょう。 前作最終話で殉死した銀平に変わり、便利屋お玉が何処からか連れてきた謎の二枚目殺し屋こと「かげろうの影太郎 」。この影太郎がファンサイトの掲示板等で語られる際は必殺ファンの人達は親しみをこめて劇中の呼称である「太郎さん」と表記する事例が多かったりと、後期の必殺シリーズでは一際人気のあるキャラクターです。 これまでの必殺シリーズの市松や勇次といった多様な二枚目殺し屋達とはまた異なる新しいキャラクターを創造出来た点はこの作品の大きな収穫ではないでしょうか。演じた三浦友和さんの飄々とした演技は雲の様で掴み所のない、どこか世間知らずな謎の二枚目殺し屋を巧に表現していました。 また、影太郎の殺しの武器である針を仕込んだ南京玉簾は「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」の唐十郎の使っていた釣竿を彷彿とさせる伸縮自在な武器で、遠近両様にトリッキーな戦法を行えるうえに玉簾二刀流による二人同時殺しや玉簾を敵に破壊された後の意外な接近戦等、凝った描写も多く視聴者を飽きさせません。お玉さんの金粉サポートは御愛嬌です。
しかし、ここまで意欲的な作品でありながらも当時のトレンディードラマや人情ドラマが真っ盛りな時代の流れには勝てず、必殺シリーズは本作と次作の「必殺剣劇人」で15年に渡り続いた週一のTVシリーズに一旦幕を閉じ、年に数回のTVスペシャルで存続という決定がされてしまうのです。 最終話サブタイトルの「主水ひとりぼっち」に一抹の寂しさを感じてしまうのはそのせいでしょうか。 なお、余談ですが本作品の最終話は次作の剣劇人の第1話に話が繋がって行くので、剣劇人のDVDも併せて視聴することをお勧め致します。
今日も、暑くなりそうだ…。
1週目は序盤の複雑なプロット、圧倒的な情報量、畳み掛けるような怒涛の展開に息を呑んでいると、中盤に差し掛かる頃から、場所を移動した際に解説するように差し挟まれる短いムービーと、FF8のシナリオが進むごとに膨大に突っ込まれる動画を期待してる向きにはいかにも肩透かし。終盤に至っては息切れの印象さえ与えかねない短過ぎるダンジョン。エンディングに至っては置いてけぼりもいいところです。
またFF7やFF10のセカイ系的、主人公の物語=世界の物語感はまったくありません。主人公の存在感が薄いのではなく、セカイ系との決別、FFXのアンチテーゼとしてこの作品が出来たのかな、と思います。
さて発売から1年が経ち、シナリオアルティマニアとアルティマニアΩを買い込み、全音声会話を見たり解説を読んだあとでゆっくり2週目を始めたのですが、やはり序盤の情報量やシナリオの錯綜っぷりは副読本なしに普通にゲームするプレイヤーの処理能力を遥かに超えてます。本筋は何本もあって、
・ダルマスカ復興と帝国への復讐を誓う王女アーシェの挫折に満ちた物語
・裏切者の汚名を着せられ主君に信じられぬまま忠義を尽くしダルマスカ復興に尽くしつつもついに汚名返上には至らなかった元英雄と、四面楚歌のなか汚い仕事をしながら生き延びつつも終に悪に染まり切らなかった苦悩のジャッジマスターの、影同士の相克と合一の物語
・父親殺しをする空賊、兄殺しをする皇帝の、強大な破魔石の力や人類の歴史を影から操るオキューリアに翻弄される苦悩の物語
ざっと思いつくだけで上の3つが入り乱れ、絡み合い、交錯しながら、主人公に関係なく物語が進んでいくので、1週目の置いてけぼり感は筆舌に尽くしがたい、というか、呆気に取られるだけでしたが、2週目になるとかなり面白さを感じるようになりました。今作には映像スキップ機能が付いてましたが、個人的には映像リビュー機能が欲しかったところです。伏線が細やか過ぎて情報量が多すぎてとても覚え切れませんでした。
なお序盤でレベル30ぐらいにまでアップしてからシナリオを進めると滞ることもなく展開が速くて非常にエキサイティングで伏線のつながりも分かりやすくお勧めです。
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