プロローグから表題曲の夜想サァカスで一気に非日常の世界にいざなってくれるアルバムです。日常の疲れを非日常で癒したい方におすすめの1枚です。夜想サァカスと本人作詞の水彩の国の両曲に共通する単語を羅列するフレーズが初じめて聴いた時には特に印象的、もう1曲の本人作詞曲 冬寂はタイトルから受ける印象とは異なり寂しさより凛としたたたずまいを感じました。帯裏のQRコードから取得できる待ち受け画像や着メロ、CDの中に収録されている画像もあって曲以外も楽しめます。プロアマ共同記者会見で本人がすすめてくれたように薫り高いお茶とお菓子をお供にすればほぼ五感で楽しめる(触覚はないか)と思います。
アトリエも乙女ゲームも好きなので、どんな作品になるのか楽しみにしていました。 あくまでこれは「AVG」なので、本家のような採取調合戦闘が好きな方には向かないです。 逆に、「アトリエの世界観で乙女ゲーをやりたい」という方にはとても良い作品です。 私はアトリエの世界観もテキストを読み進めるタイプの恋愛AVGも大好きなので、 このエルクローネはとても楽しくプレイすることができました。
キャラに関しては、購入前はラルフがいいなー程度しか思っていなかったんですが、 実際にプレイしてみたらどのキャラも好印象で全員攻略したくなりました。 昔エリーをプレイしたことがあるので、エリーとマリーの登場には感動でした。 それと、主人公にボイスとデフォ名呼びがあるのは個人的にとても嬉しかったです。 最近の乙女ゲームの中ではかなり良作だと思います。
【限定版の特典】 ・ドラマCD(約30分) 初っ端から爆笑。全員キャラ崩壊してます。ツッコミ役の彼が大変そうでした。 学園モノだけあり、明るくて笑える内容のドラマです。 ・設定原画集 オトメイトのゲームの限定版ではお馴染みの冊子。 雑誌に載ったイラストやキャラ紹介、キャラ・CG・背景の線画が載ってます。 キャラデザの方のコメントが載っていないのが残念・・・。
好きな声優さんが出演していたり、キャラの設定画が見たいという方は限定版をお薦めします。
今回のタイトル「Quatrequarts(カトルカール)」とは フランス語で「四分の四」の意味で、粉と卵、砂糖、バターを 同量ずつ使う、焼き菓子の基本形をさす。
パウンドケーキと同じ意味を持つこのタイトルは、 お菓子のように甘い歌声にかけ、 さらに、音符と言葉と声(3/4)、そして聞いてくれる人(1/4)で 完成される歌の世界、という意味も込められている。
このレビューを読んでいるあなた、聞いてくれる人(1/4)になってみませんか? あなたのその時の気分に合った一曲がこの中にあるはずです。
某日某場所で行われた記者会見にて 池澤春菜いわく「このアルバムはそれぞれが気に入った曲を見つけて、 気に入ったシチュエーションの中で楽しんで下さい。 まさにあなた色に染めてね。」
内容もジャケットも全体的に可愛らしい雰囲気でとても良い。
原作をドラマCD化したものは、結果としてその多くがより大味なものになってしまい
原作のイメージを壊すというところも大いにあったが、
コレは原作が先にあってのドラマCD化ではなく、
これ自体がオリジナルの物語であり世界であるので、余計な先入観が無く素直に楽しめる。
ゆかなさんと春菜さんのファンならば買って損はない。
前巻のレビューであえて苦言を呈したBGMとSEの不足という弱点が、ものの見事に解消され、これでは星5つつけざるを得ないではないですか。 素直に褒めるだけじゃ芸がないので「一冊のエピソードを2巻に分けるのはどうかと……」と文句をつけようと思ったら、これまた次巻の『黄薔薇革命』は最初からCD2枚組で先手を打たれた形に……うむむ。 ベタ褒めレビューは望むところではないのですが、今巻はあまり文句のつけようがありません。お見事っ! 個人的には、カレーとギンナン王子のエピソードがばっさり切られたのは残念でした。
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