前巻の「生存者」で事件は終わったかと思っていたが、じつは事件は続いていた、今回はひ弱だったコール少年が大活躍する、マルコムのこともあまり思い出さなくなることで少年の成長がえががれている。 一気に読める作品だ。
本書は映画化されたシックスセンスの続編の3作目である。 ここまで来ると、作者の使える「どんでん返し」の手管にも工夫が必要になる。 この3作目では、歴史上の人物を登場させ、その生前の秘密を探る、という趣向を用いており、なかなか興味深い。
これはホラー映画ではないと思う。
よくある洋画の観ていると気持ち悪くなるホラーとは全然違うから、
ホラーが苦手な私でも最後までどんどん引き込まれていって、目が離せなかった。
ハーレイ・ジョエル・オスメント君はすごい演技派!
目に涙を溜めて話す場面とか、すごい感動しました。
ブルース・ウィリス演じる医者も悩みを抱えつつ、少年を理解しようと努める姿勢が、
すごく共感できるところがあって良かった!
ラストは衝撃的と同時に、涙がじんわりとしみてくる良い展開だったと思います。
人の命って、人と人との繋がりって…と考えさせられる、ホラーではない、サスペンスもの。
マニアックな発言ですが、途中で医者役でシャラマン監督が出演しています。(笑)
「アンブレイカブル」「サイン」と続けてメガホンを取っていますが、
私はこの作品が一番好きです。
洋画って大体二回以上観たいと思うのは少ないけど、
これは三回も観てしまったし、三回とも泣いてしまった。
観る度にラストへ向けての伏線が所々に発見できて、凝った作りがすごいと思う。