四国の黒豹い~くんのお気に入り部屋

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心のなかの身体―想像力へのパラダイム転換
人間が認知する外界とは、そもそも混沌としたものである。人間は、この混沌の中から繰り返し発生するパターン(recurrent pattern)を見出し、そこに秩序を与える。これが理解(understanding)だとする立場がJohnsonの主張である。そして、それらのいくつかのパターンがイメージスキーマとしてこの本の中で紹介されいている。従来、言語は客観主義の下に、記号としてのみ分析されうるものとして考えられていた。しかし、言語を発する者の主観的認知システムを分析するとともに、文化的背景をも加味しなければ、言語の本質にたどり着けないと本書は締めくくっている。

引退―嫌われ者の美学
関西で20代から30代のみなさんは、「探偵ナイトスクープ」を必ず見ていたという青春時代を過したのではないですか?
初代局長の上岡竜太郎はきっぱりと引退し、その後メディアに一切出てきません。この弟子が書いたとされる『引退』であるが、へんくつもの上岡のケジメだったのかもしれない。
何を隠そう10代の頃は毎週欠かさず番組を見て、そして上岡の毒舌にあこがれ、真似たものだった。しかし「愛情のない毒舌」「根拠の無い毒舌」を繰り広げ、人間の厚みが無いままの悪口は格好悪いだけである。
上岡の毒舌の原点。筋金入りのへんくつもの。
素晴らしい!

「持たざる国」への道 - 「あの戦争」と大日本帝国の破綻 (中公文庫)
ひとことでいうと、金融・財政的側面から「あの戦争」を分析する本。筆者は歴史学者ではないが、多量の文献が引用され、本としてはかなり真面目な作りになっている(すごい読書量だと思う)。

本書では、満州の発展が国内の経済を犠牲にして行われたこと、加えて、中国華北における軍手動の「円ブロック化政策」が、日本経済を急速に疲弊させ、「持たざる国」へ転落するもとになったと示される。この「持たざる国」になったことが、太平洋戦争に突入し、そして敗北した大きな要因になったということだ。

第2次世界大戦については膨大な書籍が刊行されているが、経済・金融・産業といった側面にスポットを当てた本書は一読の価値があると思う。文庫本で手軽に読めるのもいいし、興味があれば個別の参考文献に当たるのもよいだろう。

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