月刊誌の記事を一冊にまとめたもので、ページ数は少ないですが、内容はすばらしいです。Linuxを使用するうえで必要なことを一通り学べます。初心者から中級者の方までお勧めです。
タイトルの通り、平易なLinux管理者入門書となっています。
Linuxシステムとはなんぞや、という所からセキュリティ対策の基礎、
そして入門書では比較的見落とされがちなcron,バックアップ方式や性能対策などにも触れられているのが良い。
段階を追った章立ても分かり易く、実機に触る前の予備知識を得るには最適な一冊かと思います。
実際のLinuxサーバ管理はテクニカルで、管理者として一本立ちするにはWindowsに比べるば時間がかかるかと思います。
早い段階で基礎を身に付けておくことは大事なことです。本書はその一助になるでしょう。
コマンドなどについてはrootで使う代表的な20例に止まるので、
実機を使いながら迅速なオペレーションを身に付けたいなら、
他のコマンドリファレンス本を併用すると良いでしょう。
さらに知識を深めたいのならば、本書の後にLPIC対策本などに進めばさらに効果は上がるでしょう。
Linuxプラットホーム上でサービスを動作させる前に覚えるべき基本を優しく解説しているという点において、
非常に使い勝手のいい一冊です。値段も手頃、大判ですが軽く、持ち運びにも便利です。
ポマンダー造りと飲み物の香りつけのために買いました。市販品は小さな瓶に入っているので使い方もちょっとけちけちしがちですが、こんなにあると思い切りよく使えて気分がいいです。