最初に一言　この本は買いですね。
まず題材がアマチュア受けする5つ
（1）右四間　（2）原始棒銀　（3）米長流　（4）矢倉中飛車　（5）5筋交換型
という後手の急戦型の戦形に関しての先手側の基本的対抗策を解説しています。
狙い筋もわかりやすく解説されて、手元におきたい1冊です。

そのなかでも右四間に関しては、中川流の急戦形だけでなく
右四間側の玉の囲いが△3二金型と△3二銀の両方について
書かれているのが興味深いところです。

5筋交換型は、いろんなバリエーションがあるけどこれを読むと
概要が見えてくる。

各章に復習問題もつけていて確認にはもってこいです。

とりあえず上記の5つの戦形に悩まされている人には、もってこいの1冊でしょう。

呉服屋さんがなくなって通販は助かります、値段ははりますがこういう伝統色は
他に変えられません。
手作り御みこしに使用しました、なんの問題もありません。

収録曲「見世物小屋から」を聴いてツァラトウストラはどう語るのか？黄昏れたニーチェが聴いたら、微かに笑をうかべるかも。

彼女の曲はどの曲も聞き込んでいくうちに深みにハマっていってしまいますが、その中でも特に私のお気に入りの曲の一つでございます。

今年の「阿漕ツアー」ライブに３回遊びにいきました。
別にファンクラブに入っている訳じゃなく、そういうの若い頃から苦手で、多分これからも入んないと思いますが（ファンクラブの皆さん、スイマセン！コレを読んでも怒らないでください。中村中を支えているのはファンクラブの皆様であることは、ライブ会場で痛い程感じます。中村中が焚いた狼煙に引き寄せられた、できそこない不良中年です）彼女の持つ魅力は両性の気持を読みとれるのか、彼女がステージから観客に深々とお辞儀をする時、胸が見えない様に胸元を手で押さえる仕草が、すっごくセクシーで超美的。詩にも反映されていますよね。エロスは谷間にあるとほざいた、バタイユの気持ちが解かった様な気がします。スイマセン！つい目線がいってしまいます。バカ！バカ！

彼女がライブでCD「闇の真ん中で」の話で、「闇からの脱却、門がまえの中に音（おと）がある」と語ってらっしゃいました。「やみ」の発音は「やまとのことだま」で輸入された表記文字の漢字「闇」をあてています。彼女が会場で語ってらした真の意味を正確に文字にして伝える自信は私にはありません。「闇からの脱却」は「止みからの脱却」「病みからの脱却」「已みからの脱却」とも変換できます。襟を正して言えばソシュール好きの彼女、くだけて言えばだじゃれ好きの彼女と勝手に決めつけてウン、ウンと合点しています。

ツアーの初期、神戸では前日の京都ツアーの打ち上げで飲み過ぎたのか？それとも
風邪か？ライブの後半、高域がかすれて、聞いている方がハラハラしてしまいました。

しかし、先日の名古屋ボトムラインライブでは、まるで別人の様に変わっていたのには全くの驚きでした。

人間、こうも短時間にプラトーに達するものなのですか。デビュー初期のCDを聞いていると、モチロン個人的な感想であることを断っておきますが、息継ぎが耳ざわりなのが（まあそれも貴重な味わいで、もう戻れないのですが）なくなっています。肺活量も声帯も重厚かつ広域に、マイク使いもすごくうまくなったと感じました。

エイベックスの頃の作品も好き勝手、自由にやっている様なイメージを受けて（実際は全く違うのでしょうが）好きなんですが、「少年少女」「闇の真ん中で」良くも悪くも往年のヤマハサウンドの香を感ます。

人として、アーティストとして、彼女の魅力はスバらしく広がっています。
これから彼女は何処へ向かうのでしょうか？

今聴きたいのは、彼女の楽曲のアカペラです。中村中アカペラCD発売を切に望みます。絶対買います！！！！ヤマハさ〜ん〜、お願いしま〜す！