シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」と言えば,
知らない人はいない不朽の名作。
ウエストサイド・ストーリーなどのカバーストーリーもありますよね。
この映画も,基本的には「ロミオとジュリエット」のカバーストーリーであるといえます。
しかし,ロミオ役に若き日のウィリアム・
シェイクスピア本人を据えてくるというのが,
この脚本の奇想天外ですごいところです。
ウィル(
シェイクスピア)の禁断の恋は,
劇中劇として出てくる「ロミオとジュリエット」と
綾をなして一体化し,とても切ないです。
この映画は,そのほかにも見所が色々あって,
まず,
シェイクスピアが生きた1600年前後のエリザベス王朝時代の衣装が,
絵画から抜け出てきたかのように忠実で,しかも美しい。
特に,この映画の衣装デザイナーもお気に入りだという
エリザベス女王の孔雀のモチーフの衣装が素敵です。
さらに,このエリザベス女王,
これまた肖像画が動いているのかと思うほど激似で笑ってしまいますが,
最後の方で,非常に味のある役回りを果たし,一気に好きになりました。
「恋に落ちた
シェイクスピア」(原題は,
シェイクスピア・イン・ラブ)という題名が何となく軽薄に思えて,今まで見ようとしなかったのですが,なかなか凝ったストーリーで,一見の価値は十分あると思います。
これほど喜びに満ち溢れた人生があるでしょうか?
映画を見た後、このような感想を持ちました。単純なハッピーエンドではないけれど、それを超えるほどの喜びに満ち溢れたストーリーだと思います。
ヒロインのヴィオラの夢見がちで行動力にあふれているのに与えられたマイナスの現実を前向きに潔く受け止める強さに女の理想的な姿を感じます。
グィネスパルトローはそんなヴィオラの気質を完全に消化して素晴らしい演技を見せてくれていると思います。
シェイクスピアがそんな彼女に恋をして、ロミオとジュリエットを完成させ、二人でいるときには自分の書いた台本のセリフを彼女に聞かせ、舞台の上では彼女が自分のために発せられたその言葉をセリフとして口にする。
彼女とお別れした後も期待にこたえるために彼女を主人公にした「十二夜」を執筆するシーン・・・ (ちなみに実際の『十二夜』ではヴィオラは恋の女王と称されます。その辺が映画脚本としても優れていると思います。)どれもがロマンチックで肯定的。
私にとって人生観が変わる映画の一つになったと思います。
これほど喜びに満ち溢れた人生があるでしょうか?
映画を見た後、このような感想を持ちました。単純なハッピーエンドではないけれど、それを超えるほどの喜びに満ち溢れたストーリーだと思います。
ヒロインのヴィオラの夢見がちで行動力にあふれているのに与えられたマイナスの現実を前向きに潔く受け止める強さに女の理想的な姿を感じます。
グィネスパルトローはそんなヴィオラの気質を完全に消化して素晴らしい演技を見せてくれていると思います。
シェイクスピアがそんな彼女に恋をして、ロミオとジュリエットを完成させ、二人でいるときには自分の書いた台本のセリフを彼女に聞かせ、舞台の上では彼女が自分のために発せられたその言葉をセリフとして口にする。
彼女とお別れした後も期待にこたえるために彼女を主人公にした「十二夜」を執筆するシーン・・・ (ちなみに実際の『十二夜』ではヴィオラは恋の女王と称されます。その辺が映画脚本としても優れていると思います。)どれもがロマンチックで肯定的。
私にとって人生観が変わる映画の一つになったと思います。
『マスク・オブ・ゾロ』『エア・フォース・ワン』『スター・ウォーズ:エピソード1』『タイタニック』・・・、銀幕で私たちの気分を高揚させ、映画にさらなる魅力を加えた映画音楽が1枚のCDに凝縮された!
ジョン・ウィリアムズ、ジェームズ・ホーナーなど、映画音楽の巨匠たちによって作られた傑作ばかりで、聴くなりすぐに名場面が自分の脳裏に浮かびあがり、さらなる感動に打ち震えること間違いなし!
またリストに観たことがない映画があっても、音楽を聴いて観たくなってしまうから不思議。さすが、映画音楽の魅力はすごい!