NEW ORDERが2006年に行ったライヴのDVD(この日本盤は日本語字幕付き)です。基本的には
ロックな曲〜エレクトロニックな曲〜JOY DIVIS
ION時代の曲と構成分けがされていて、
セット的には前2作のDVDとそれ程変化はありません。ただし今回はアルバム「WAITING〜」
からの曲も入っているので、それがポイントかもしれません。
ライヴ部分は、演奏に若干の不安定さ(未だに!)が感じられるものの、おなじみの名曲
ばかりで非常に盛り上がっています(観客も一緒に歌っています)。また、2曲ごとに
インタビュー映像が挟み込まれていて、ともするとダレがちなライヴ映像も飽きずに
見る事ができます(一気に見たい人にとっては邪魔かもしれませんが)。個人的に気に
なったのは、演奏にヴォーカルが埋もれてしまってよく聴こえない事。前DVD「5 11」
ではクリアな音質だっただけに残念です。
それからディスク2のレアなライヴ映像ですが、画質・音質共に海賊盤並のホーム
ビデオ品質なので、これはあくまでオマケと考えた方がいいでしょう。
というわけでNEW ORDERの最新ライヴDVD、ファンの方ならとりあえず押さえて
おきましょう!
デッキバトルの最大のサポーター、構築済みデッキに、新シリーズ登場。あの凶暴天馬ペガシスが、最低トラック85をまとって降臨。そして今大会ではやりのリブラも。強いのかは謎だが、バーンキャンサーも。順番としては、猛攻、永遠の持久、鉄壁の守り、という感じ。強いかも、ね。^^
今年のフジロックの大トリに正式決定したこともあり、予習のつもりで手を出す人もいるかも知れないから先に言っときましょう。現在のNOとは佇まいが全く違います。所謂カルト・バンド的なオーラをビンビンに放っていた頃の映像です。セットリストも現在の定番である「トゥルー・フェイス」「テンプテーション」やジョイ・ディヴィジョン期の楽曲のない選曲なので、却って貴重かつ新鮮かと。
個人的には「コンフュージョン」がアーサー・ベイカー・プロデュースのバージョンではなく、後に『サブスタンス』に収録されたのとほとんど同じアレンジだったことと、「サブカルチャー」が地味なアルバム・バージョンのはずなのに、テンポを速くしてあってメチャかっこいいことがツボでした。
あと、最初の楽屋映像でちゃっかりファクトリー・レコード社長のトニー・
ウィルソンの顔が映るのもツボでした(エンドロールではなんと"Directed by Tony Willson"のクレジットまで!)。
ZOTT決勝戦を収録してます。SF好きにはたまらない作品です。呑破師匠大活躍でした。「想像力〜」なセリフですが、最近読んだ貴志祐介さんの新世界よりに全く同じ事がありましたのを思い出しました。