アマゾンで入手できなかったので、別のルートで手に入れました。 この本は人生の道しるべともいえる傑作だと私は思っています。 主に早川さんのサイトに載ったものを編集しています。 今まで何度となくサイトにアクセスし、同じ文章を何度も読んでいました。 ようやく、パソコン立ち上げてアクセスしてという作業なしに本として読めるようになりました。 どう生きるかなんてどうでもいい人にとってはもしかするとどうでもいい本かも知れません。 この本には悩める人に対する癒しのようなものが至る所に散りばめられています。 「弱さこそ正しいのだ」と言い切る早川さんの文章や音楽に多くのファンは救われてきました。 私はこの本のメッセージに普遍性を感じています。 早川さんの音楽を知らない方々にもぜひ一読していただければと願っています。
あらためて書くまでもないのですが、復活後第1作のこのアルバムは最高です。
早川さんのすごいのは、最新作・・・といっても発売されてもう2年ですが「I LOVE HONZI」までどのアルバムもずっとその最高さが続いていることです。 全くブレがないこと、がすごいと思います。
このアルバムはもう何百回も聴いてますが、僕には1曲目の「この世で1番キレイなもの」は、生きていく決意のようなものに、9曲目の「赤色のワンピース」は魂の祈りのように聞こえます。
発売されてもう何年も経ってますが、全部の曲がいまだにリアルタイムな響きをもってます。 フォークでもロックでも日本の唄に興味があるのなら必聴だと思ってます。
「はっぴぃえんど」とは全く違うアプローチで日本のオリジナルなロックを創ろうとした「ジャックス」の頃から著者は美しい言葉を紡ぐひとであった。 本書は1982年に晶文社から刊行された名著(と呼ぶに相応しい)の文庫化。再刊に当たって大幅に増補されているので旧版をお持ちの方にもお勧めする。 著者に関心がなくとも昭和40年代から50年代にかけての小規模な書店運営の実態を描いたドキュメントとして貴重な証言である。(そして書店を取り巻く環境はさらに過酷化する中、レビューをこの場で書くのも複雑な気分だが…) 「弱さこそが正しいのだ」という一文の題名に著者らしさを感じて嬉しくなったり、「いっきに読み通して二、三日寝込んでしまう本が読みたい」と言って例として島尾敏雄の『死の棘』を挙げる辺りの面白さに著者の繊細さと朴訥さが相まった文章の真骨頂がある。 大槻ケンジによる巻末のエッセイも音楽好きと本好きの両方の琴線に触れる素晴らしい内容であり、永く読み継がれるべき青春の書としての味わいもある名作の文庫化を喜びたい。
出演ミュージシャンたちが、それぞれの持ち味を出しているライブ。三浦和人の「愛はかげろう」、パンタの「万物流転」の弾き語りがとくによかった。
早川義夫さんとHONZIさんとの音をライブで聴く機会は、もうありません。 早川さんのサイトでどんなに素晴らしい音であったのかを読むたび、地元に来ていただけないかと切望していましたが、それは叶わなくなってしまいました。手元に残っているのは先日ライブ会場で購入した2002年12月14日のライブ映像DVDだけです。もう一度たっぷりと聴きたい、みんなの、そして早川さんの願いが叶いました。
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