この本はいろんな角度から”心のケア”の有り様について示唆してくれます。上から目線はまったくなく広い角度で捉え、伝えたい語りたい、と二人が粘り強く語ります。幾度もハっとさせられる言葉に出会いました。加藤寛と最相葉月の出会いはわたしにとってもとても幸運な事であったと思っています。
東北地方では、”がんばろう東北”という旗印をあちこちで見かけます。たいへん結構な呼びかけだと思う一方、身体のどこかで違和感を感じ続けてきました。それがこの本を読んで腑に落ちました。この本の中に「鋏状格差」という言葉が出てきます。大きな痛みから徐々に抜け出せる人がいる一方、日常を取り戻せず益々深い悲しみの連鎖に引きずり込まれていく人がいる。日が経つにつれ広げた鋏の様にその格差が広がっていく。と加藤氏は過去の経験から語ります。阪神・淡路大震災から10年後にPTSDを発症した人もこの本でつらい体験を語っています。
被災地に住むわたしは広い意味での被災者ですが、そんな鋏を手に持つ事なく日々を過ごしてきました。しかし、頭のどこかで、”そんな鋏があるのでは・・”と意識してた気がします。そしてどこか避けていた気がします。
多くのいろんな人達に読んでもらいたい一冊です。
『新参者』『麒麟の翼』より前の作品ということで、少し心配していたのだけど、いらぬ心配だった。
十分面白い作品に仕上がっていた。
ただ一つ疑問なのは、なぜこれをドラマにしたのかということだ。
映画館の大
スクリーンで流せば、もっと魅入ってしまう作品になっていたと思うだけに不思議でしょうがない。
観ていない人はぜひ見てほしい。
きっと気に入ってもらえると思う。
都知事選についての朝日新聞の誘導報道には大きな疑問があります。細川氏小泉氏の反原発思想の根本が、この加藤先生の理論に在りました。分かりやすく明快です。皆さんもぜひ。良いですよ。
科学的経営の先駆けであった福澤桃介と松永安左ヱ門の生き方を初めて知りました。国家と企業の係わりのあり方を示すものとして感心しました。こういうバックボーンのなかで,事業を展開することの貴重さが身にしみます。お勧めします。
1988年の
抱きしめたいと1990年の
オール・ウィ・ニード・イズ・ラヴ〜愛こそはすべて、東芝EMI所属アーティストによる2種のビートルズカバー集から、有名どころをセレクトして1枚にまとめたもの。ただしムーンライダーズの(8)はどちらにも入っておらず、どうやらこの出直しコンピの為に録音されたものらしい。このため、当時は貴重テイクだったわけだが、この曲も今やムーンライダーズのベストやコンピに入っており、入手はたやすい。したがって前述の2種を持っていれば本作は不要です。
1.NORWEGIAN WOOD/高中正義、松任谷由実
2.WE CAN WORK IT OUT/高橋幸宏
3.IN MY LIFE/高野寛
4.I WANNA BE YOUR MAN/プライベーツ
5.MICHELLE/鈴木康博
6.OB-LA-DI,OB-LA-DA/アースシェイカー
7.HONEY PIE/加藤和彦
8.YER BLUES/ムーンライダーズ
9.A HARD DAYS NIGHT/ちわきまゆみ
10.FOOL ON THE HILL/桐島かれん
11.DON'T LET ME DOWN/忌野清志郎&仲井戸麗市
12.COME TOGETHER/田中一郎
13.ALL YOU NEED IS LOVE/高橋幸宏、高野寛、桐島かれん、田中一郎他(ピッコロ・
トランペット:日野皓正)