記憶喪失から復活した高橋は貴子ちゃんと本当に結婚してしまうのでしょうか?そして重田は高橋とはどうなるのでしょうか?興味津々ですよね。また
フクちゃんの不倫は??一杯知りたいことがまとめて分かっちゃいます。またまた飛ばしまくる重田の活躍が本当に面白いです。
記憶喪失から復活した高橋は貴子ちゃんと本当に結婚してしまうのでしょうか?そして重田は高橋とはどうなるのでしょうか?興味津々ですよね。また
フクちゃんの不倫は??一杯知りたいことがまとめて分かっちゃいます。またまた飛ばしまくる重田の活躍が本当に面白いです。
男性に対する嫌悪感と、生きるために必要なウブな恋心。
どちらにもどうしようもなく囚われている、でもどちらも信じきれない。
葛藤が物語を前に進めていく、エネルギーあふれる作品。
だけど、世界がこんな切り口だけになったら、苦しいだろうと思う。
(作者の体調不良の一因?と邪推してしまう)
実際には、仕事帰りの疲れたからだに、冷えたビールを飲む。そんな体験だけで、
絶望の手前で踏みとどまって、生きていける、って思う。
この作品のなかで唯一、キースだけがうまそうに飯を食べるが、
安野モヨコの作品には、美味しそうにご飯を食べるシーンが少ないと思う。
うまそうに食べているキースは、とても人間くさい。
人間臭いから、なんだか可能性というか、広がりを感じる。
他の登場人物は、なんだかみんな、記号に振り回されて、行き詰まっている印象あり。
恋愛なんて、記号だ。
もう少し、自分の身体感覚に敏感になって欲しいと思う。
それだけで、男への嫌悪感やら恋心やらの葛藤スパイラルから、外に出られるんじゃないか?
記号化から、身体化へ。と思った。
(
働きマンでは、食事は忙しさを示すアイコンでしかない。あの納豆巻きも、味わってない。)
(美人画報なんて体を記号化するような本は、加齢や退屈さなんていう、当たり前の日常を拒否してしまうから辛いと思う。体は道具じゃない。「わたし」そのものだ。)