桜の実の熟する時/風の詩(A)デビュー35周年記念NEWシングルにふさわしい、25年以来のファンにも十分納得のいく楽曲でした。1曲目は、どこか昭和時代のアルフィーを感じさせるメロディー。高見沢さんのせつない声が泣かせます。2曲目もGOOD!坂崎さんの生ギターが実に効果的。桜井さんの安定した滑らかな声もいつも以上に良いです。3曲目は、私は写真の 『終わりなきメッセージ』 を選んだけれど、これも成功だったと思います。昨年末のコンサート録音ですが、ファンならこの感じ、この盛り上がり、もうおわかりですよね。これで1000円は、ずいぶんお得です。THE ALFEE のみなさん、素敵な曲をありがとう。
最初の2曲は他のレビュアーに任すとして、こちらのライヴ・音源は坂崎さんがリード・ヴォーカル曲なのでそれぞれの歌声を聴く事が出来るが、アレンジがスタジオ盤に忠実なので、ライヴ音源を重視するなら、アレンジの違う「終わりなきメッセージ」収録の(A)をお薦めする。それにしても3種類のシングルを立て続けにリリースするとはファン泣かせだ。3000円も出せばアルバムが買えてしまう。アルバムなら10数曲聴く事が出来るが、この購入の仕方では5曲しか聴く事が出来ない。当方は前作「Lifetime Love」や「Dear My Life」を1枚しか購入しなかったのは正解だった。理由はわかると思うが、「Single History」を購入したからだ。こちらの曲が収録される「Single History」が出るのは随分先だろうがやはり考えてしまう。昔のように1種類にして欲しいものだ。