月姫読本やFate/side materialのような設定資料集です。
原作者謹製なだけあってZeroの補完にはとても良い内容でした。
・サーヴァントステータス
3巻口絵の再録です。
バーサーカーのモザイクが取れてステータスや宝具が明らかになりました。
・キャラクター
たくさんのラフもですが、各キャラの特技や好きな物苦手な物天敵
と言った細かい設定も載っているのが嬉しいです。
女アサシンの素顔や若ジル、騎士時代のラ○スなど
本編ではとても見られない絵が収録されているのも良いですね。
・用語集
期待通りに数々の裏話・裏設定が披露されています。
薄幸ロリ幼女アサシンの没プロットや
奈須さんの萌えポイントにドストライクだというソラウの設定、
シークレットヒロイン・大河のZeroにおける活躍(ネタ)
…などなど興味深い話が満載なのはまさにTYPE-MOONの用語集。
書いたのが虚淵さんということで武器関連も目立ちます。
・武器
各武器の設定画、コメント。
ゴルディアス・
ホイールの細かいデザインは圧巻、
初お目見えのヴィマーナもなんかすごい形です。
もしZeroが映像化したら大変だろうなあ…。
・対談
Zero全体の感想や各組の雑感など。
私がこの本の中で一番面白かった部分です。
「精神年齢が低すぎて愛に死ぬ女」な舞弥や
「どれだけ甘えてもいいのよ(はぁと)、わたしも甘えるから(はぁと)」なアイリ等、
用語集とはまた違うトークでキャラの理解が深まった箇所が多々ありました。
あと奈須さんのソラウの気に入りっぷりが意外。
Fate関連の設定資料集はFate/side material以来めぼしい本がないので、
Zeroの機会にこういう本を作ってくれたことは素直に嬉しいです。
虚淵さんのFateへの愛も改めて感じることができますし、オススメです。