20年前にPC-9801でアダルトゲームとして発売されて
アニメ化までされた
「闘神都市2」が、リメイクされて家庭用ゲーム機でプレイできる日が来ようとは!
・・・というのが正直な感想です。
昔を懐かしみながらゲームができるというのは大きいと思います。
そういった意味では非常におススメです。
しかし、懐古目的で買う人は、まず絵師が変更になっているところが壁になると思います。
また、作中の主要セリフはほぼフルボイス化されているので、テキストで読む派の方は
慣れるまで違和感があるかもしれません。慣れればなんてことはないですが。
テキストの話でいうと、セリフのスキップ機能もありました。
わざわざ序盤のキャラにチュートリアルとして長台詞を言わせて
スキップ機能を使わせようとするぐらいなので、途中でそういう
クエストみたいなものでもあるのかなと思うほどです。
なお、操作についてのチュートリアルについては、説明書不要なぐらい丁寧です。
近年、説明書の電子化(簡略化)が進んでいることもあるのでしょうが、
これは好感が持てました。
とはいえ実際問題、戦闘などでは新システム(後述)が導入されているので、
昔の感覚ではプレイできないからというのもあると思います。
というわけで、まだ序盤のプレイなので突っ込んだ感想が書けないのですが、
一番の変更点として、戦闘システムが大きく変わっています。
昔はレベルを上げて武器を集めてという感じだけで進められた気がしますが、
本作では、作中の女の子と仲良くなって「ギフト」を集めることにより
攻守ともにバリエーションが広がるという仕組みを導入しているので、
本筋の合間に女の子と仲良くなるように行動しなければいけないようです。
最後に、予約特典の「月刊テクノポリス2014復活版」についてですが、
さとうげんさんの漫画があったり、記事の構成が当時のテクノポリスを
踏襲していたりと、サービスも多かったですね。
このあたりは本作が昔のユーザも意識したつくりになっているという証明だと思います。